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パーティシーズンに活躍しそうな、あの野菜の味と栄養価は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
いよいよ12月が近づいてきました。パーティシーズンには、いつもは使わない食材で料理をするのも楽しいですね。さて、スーパーで見かける野菜の中には、“見たことはあるけれど名前も味も食べ方もわからない”ものも多いのではないでしょうか。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「珍しい野菜」。クイズを通して、名前と見た目が一致したり、栄養価がわかって食べたくなってみたりすること、うけ合いです。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
Contents 目次
問題1 次のうち、一番カロリーが低い野菜はどれ?(100g中)
□アーティチョーク
□エンダイブ
□ケール
□ビーツ
「エンダイブ」です
上記はどれも、あまり日常的には使わない野菜かもしれませんが、サラダやオードブルなどに使うと、とてもおしゃれで、見栄えがします。これからの年末年始のパーティーメニューなどにいかがでしょうか。100g当たりのカロリーは、上からアーティチョーク=39kcal、エンダイブ=14kcal、ケール=26kcal、ビーツ=38kcal。エンダイブが一番低い数値です。リーフレタスに似た、菊科の植物であるエンダイブは、葉がちぢれた状態で、独特なほろ苦さがあります。外側の葉は少しかたいので煮込みや炒めものに、内側はやわらかいのでサラダなど生食などに向いています。
問題2 ワインレッド色の葉と、ほろ苦い味わいが特徴の、ヨーロッパ原産の野菜は、次のうちどれ?
□リーキ
□チコリ
□トレビス
□コールラビ
「トレビス」です
トレビスの原産地はヨーロッパや北アフリカなどです。ワインレッド色の葉に白い葉脈が入り、丸い形をしています。見た目は紫キャベツに似ていますが、全く別のもので、キク科キクニガナ属でチコリの仲間になります。「リーキ」は西洋ネギ。ほろ苦さが特徴の「チコリ」は、アンディーブとも呼ばれます。「コールラビ」はクセのない淡泊な味で、煮込み料理やスープで使われることの多い野菜です。
問題3 「朝鮮あざみ」とも呼ばれている野菜は、次のうちどれ?
□アーティチョーク
□ケール
□リーキ
□コールラビ
「アーティチョーク」です
「アーティチョーク」は、朝鮮あざみのつぼみになります。食べる部分は、やわらかなガクと花托(かたく)で、ほのかに甘く、ホクホクとした味わいです。イタリアやフランスをはじめ、ヨーロッパやアメリカで人気のある野菜ですが、日本ではアメリカなどからの輸入品がほとんどで、国内生産はごくわずかなようです。葉や茎は、昔から薬効として用いられ、血中脂肪を減らし、肝機能を高める働きがあると言われています。
問題4 カロテンの量が一番多い野菜は、次のうちどれ?
□ビーツ
□チコリ
□エンダイブ
□トレビス
「エンダイブ」です
上記は、どれも生食できるため、サラダなどに使いやすい野菜です。含まれているカロテンの量を比較すると、エンダイブが一番多く50g=850μg。他3つは、50g当たり10μg未満です。カロテンには、肌の改善効果や活性酸素から体を守る効果があります。オイルのドレッシングなどと一緒に、サラダで手軽にカロテンを摂取するのもおすすめです。
問題5 おせち料理でよく使われ、「めがでる」「出世」などの意味がある野菜は、次のうちどれ?
□ゆりね
□くわい
□八つ頭
□ちょろぎ
「くわい」です
上記はすべて、おせち料理に登場する野菜類です。おせちに使われる食材には、縁起のよい意味が込められていることが多くあります。その中で、「めでたい」「芽がでる」=出世するという意味合いがある食材は「くわい」です。くわいは球形をしていて、芽が出ています。芽の部分が折れないように、煮ものにすることが多いです。ホクホクした食感で、ほろ苦い味わいの、お正月ならではの食材です。
さて、一番はじめの写真に出ていた野菜の名前はわかりましたか? 左上から時計回りに、くわい、コールラビ、エンダイブ、ビーツ、アーティチョーク、トレビスでした!