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焼きのり1枚、塩昆布5g、もずく1パック、カットわかめ3g。一番カロリーが低いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
のりや昆布、もずくなど、私たちの食卓に、かなり身近な存在である海藻類。けれども、気がつくと食べていない日もあるのでは? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「海藻類」。カロリーやたんぱく質の量、海藻類を食べるときに組み合わせたい食材など、役立つ知識をクイズでゲット!
Contents 目次
問題1 次のうち、一番カロリーが低い海藻はどれ?
□焼きのり1枚
□塩昆布5g
□もずく1パック
□カットわかめ3g
「もずく1パック」です
日々の食卓にとり入れたい食材のひとつである海藻類は、全体的にどれも低カロリーですので、少しくらい多く食べても安心な食材でもあります。改めて約1回で食べる量として比較した場合、上から9kcal、10kcal、5kcal、6kcalとなりますので、もずく1パック=70gが、一番低カロリー。もずくの粘り成分には、胃腸にやさしい働きがあります。
問題2 次の海藻類を同じ量で比較した場合、一番たんぱく質が含まれているものはどれ?
□粉寒天
□めかぶ
□ひじき
□焼きのり
「焼きのり」です
「のり」、特に「焼きのり」は、とてもたんぱく質が豊富で、100g=32.0gも含まれています。これは同じ100g当たりで比べると、鶏肉や大豆などよりも多い数値です。もちろん、のりは、一度にさほど多く食べる食材ではありませんが、ご飯に添えたり、野菜や魚や肉類をのりで巻いて食べたり、料理のトッピングに使ったりすることで、たんぱく質をこまめに補給することができます。たんぱく質不足を気にしている方は、ぜひ「のり」を食卓に上げておいてほしいと思います。
問題3 海藻類全般で、ほとんど含まれていない栄養素は、次のうちどれ?
□カリウム
□マグネシウム
□ビタミンD
□ビタミンK
「ビタミンD」
海藻類全般の特徴は低カロリーで、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルが豊富、食物繊維も含まれていることです。そのためコレステロールを下げる効果や便秘予防などが期待できます。ただし、上記の中では「ビタミンD」は、ほとんど含まれていません。ビタミンDは魚介類やきのこ類などに含まれていますので、こうした食材と一緒に海藻類を食べれば、含まれていないビタミン類も摂取することができます。
問題4 市販の塩昆布を加えた、おにぎりを作った場合、何g使用すると、塩分量が約1.0gになると思う?
□3g
□5g
□8g
□10g
「5g」です
スーパーなどで手に入りやすい「塩昆布」は、名前の通り塩分がプラスされています。ご飯に混ぜておにぎりにしたり、お茶漬けの具材にしたりすると、ほどよい味がつき、調味料の代わりにもなります。食品成分表での数値は、塩昆布100gに含まれる食塩量は18.0gですので、5gの使用で0.9gの塩分が含まれることになります。たとえば、150gのご飯に塩昆布5gを加えると、244kcal・塩分0.9gです。和えものや、汁ものの味つけなどにも使えて重宝する海藻ですので、塩分量を少し意識しつつ、じょうずに使ってみてください。
問題5 おせち料理の「昆布巻き」には、どのような意味があると思う?
□子孫繁栄
□学問成就
□魔除け
□金銀財宝
「子孫繫栄」
昆布は「よろこぶ」という語呂合わせから、縁起がよい食材とされています。また「養老昆布」などとも言われ、不老長寿を願う意味もあります。昆布を使ったおせち料理の「昆布巻き」で、中の芯として使われることが多い「ニシン」は「二親」とも言われ、子孫繁栄の願いも込められています。