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CATEGORY : ダイエット |食べる

ゆで卵1個、ちくわぶ50g、焼きちくわ50g、油抜きしたがんもどき50g。一番カロリーが高いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~

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おでん

本格的な寒さが到来し、「おでん」がおいしい季節になりました。大根、こんにゃく、ゆで卵。練り製品や大豆の加工食品など、いろいろな食材が入っている「おでん」ですが、どのくらい食べるのが「一食分」なのか、迷うことがありませんか? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「おでん」です!

監修 : 大越 郷子 (管理栄養士)

管理栄養士、フードコーディネーター。服部栄養専門学校卒業後、病院栄養士を経て現在に至る。雑誌や書籍を中心としたダイエット・健康・美容などの栄養指導など幅広く活躍。体によくておいしいレシピに定評がある。

Contents 目次

問題1 次のおでんのタネのうち、一番カロリーが高い食材はどれ?

□ゆで卵1個
□ちくわぶ50g
□焼きちくわ50g
□油抜きしたがんもどき50g

 

 

 

「油抜きしたがんもどき50g」です

寒い季節は、おでんが食べたくなりますね。おでんタネはたくさんの種類がありますが、なかでも卵や練り製品は、エネルギーやたんぱく質の供給源となります。さて、上記のタネのカロリーを数値で比較すると、上から67kcal、80kcal、60kcal、95kcal。がんもどきは油で揚げてあるので、どうしてもカロリーは高めですが、一度湯通しなどにより「油抜き」をすると、エネルギーや脂質をカットできます。ちなみに油抜きをしなかった場合は、50g=112kcalとなり、より高い数値になってしまいます。

 

問題2 次のおでんのタネのうち、一番塩分が高い食材はどれ?

□ゆで卵1個
□ちくわぶ50g
□焼きちくわ50g
□油抜きしたがんもどき50g

 

 

 

「焼きちくわ50g」です

おでんは、塩やしょうゆで味つけをしていることが多いため、汁ごといただくと、塩分が気になる料理のひとつでもあります。また、おでんタネの中でも魚介類の練り製品は、塩分を加えて作られており、食材そのものに塩分が含まれています。上記のタネに含まれる塩分量を比べてみても、上から0.2g、0g、1.1g、0.3gとなり、ちくわが断トツに多い数値ですね。なお、ちくわぶは、製品によっては塩分を含むものもありますから、外袋の表示などで確認して、全体の味つけを調節するのもよいかと思います。

 

問題3 おでんのネタを、次の組み合わせで1個ずつ食べた場合、200kcalを超える組み合わせはどれ?

□大根+厚揚げ+つみれ+牛すじ
□こんにゃく+はんぺん+がんもどき+ちくわぶ
□大根+もち巾着+しらたき+つみれ
□じゃがいも+結び昆布+焼きちくわ+はんぺん

 

 

 

「大根+もち巾着+しらたき+つみれ」です

上記の組み合わせで食べたときのカロリーは、上から約190kcal、約170kcal、約230kcal、約150kcal。おでんは、おかずとしてどのぐらい食べると一食分の量になるのか、少しわかりづらいですね。お茶碗1杯150g(234kcal)のご飯と一緒に組み合わせた場合、おでんだけで、300kcal以下になるくらいを目安にすると、1食のトータルが600kcal以下になります。大根やこんにゃくなど、低カロリーの具材をじょうずにとり入れると、カロリーを抑えつつ、満足感のある食べ方ができておすすめです。

 

問題4 次の組み合わせのうち、鶏むね肉120gと同じほどのたんぱく質量になるのはどれ?

□生揚げ100g+つみれ80g
□ゆで卵1個+がんもどき80g
□牛すじ30g+はんぺん100g
□さつま揚げ90g+焼きちくわ80g

 

 

 

「さつま揚げ90g+焼きちくわ80g」です

鶏むね肉は、たんぱく質豊富な食材で知られていますが、おでんタネにも、たんぱく質が含まれる食材が多いです。鶏むね肉120gは小さめ1枚の半量ほどで、たんぱく質量は20.8g。これに対して、上記の食材は、上から19.9g、17.8g、9.9g、20.3gのたんぱく質が含まれますから、「さつま揚げ90g+焼きちくわ80g」の組み合わせで、鶏むね肉120gと同じほどのたんぱく質量を摂取できるということになります。さつま揚げや焼きちくわは、おでんのように煮込まなくても、焼いたり炒めたりすることで手軽にたんぱく質が補給できる便利な食材です。

 

問題5 「おでん」という名前の由来になった食材は、次のうちどれ?

□豆腐
□大根
□はんぺん
□こんにゃく

 

 

 

「豆腐」です

「おでん」という料理名のルーツは、「豆腐田楽」に由来しているようです。豆腐を串にさし、みそなどをつけて焼いた「田楽」から来ており、当時、宮中などに仕える人々が「お田楽」と呼んでいた言葉が変化していったという説があります。今は「おでん」と言うと、煮込み料理を指しますが、この形が広がっていったのは明治時代以降のようです。

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