ステップ①　フェイスラインすっきりマッサージ

フェイスラインのもたつきは、フェイスラインについたお肉を柔らかくほぐすことですっきりし、小顔に近づくことができます。

両手ともげんこつをつくったら、親指以外の甲側の骨をあご下に当てて、頬の外側へ向けてグリグリと2回、まわしながらほぐしていきます。

最初はあご下から、そこから少しずつエラへ向かってスタート地点をずらしていき、これを4か所位に分けて行います。

エラ部分がかたいな、と感じる人は、エラ部分を時間をかけて入念にしてもOK
です。

ステップ②　頬すっきりマッサージ

「顔が大きい！」「顔がむくんでる！」と感じるときは、頬のあたりに重みがあることを自覚される人は多いです。

そんなとき、口角横のむくみがとれることで、重みがなくなり、一気に小顔に見た目にも表れるので、意外に口角横は重点的に行うとベストな箇所なんです。

やり方は、こちらも簡単！

両手をこちらのように指までしっかり組んだら、親指のどちらも外側、ちょうど骨が出っ張るところを使って、あごからエラ⇒口角横から耳と顔の境目の痛いところにあたる、耳下腺⇒頬骨の下からまた耳下腺へと両手をシフトしていきます。

ちなみに、右側をするときには左手の親指が上にくるように両手を組み、左側とするときには右手の親指が上にくるように両手を組むとやりやすいです。

この3つの流れを2回ずつ、2セット行います。
最後は必ず首のリンパに沿って流すように心がけましょう。ここ、小顔になるための重要ポイントです。

ステップ③　目もとすっきりマッサージ

“目もと”をすっきりマッサージを行うと、小顔に良いだけでなく、まぶたのむくみが取れて目が大きく開いていきます。

使うのは親指。指先を折り出っ張った部分の骨。

目頭の上にある骨のキワに、親指のこの部分の骨をあてて3秒長押しを2回行い、そのままの状態で2回左右にグリグリと揺らし、ほぐしていきます。これを2セット行います。

少しずつこの作業を、目尻側へと数か所に分けてシフトして行っていきます。

最後に、その親指を目頭に置き、目の上にある骨の下ラインに沿って押しながら、まぶたの中央までずらしながら続けます。

まぶたの中央まできたら、ここからは骨を超えて目尻が上げるように押していきます。
こめかみまでその親指を押し流したら、そのまま耳下腺を通り、首すじ、鎖骨リンパまで押し流してフィニッシュです。

以上メイクの仕上がりまで変化してしまう、小顔マッサージ。
ぜひ知った今日からやってみてくださいね。

【取材協力】

※鄭 賢栄（Hyon)…医療国家資格を持つ、小顔矯正師。小顔王子こと中井克治の弟子で現在、認定講師としても活動中。
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取材・文／空人衣　写真／小顔coul