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暑い日にサラサラッと食べられる「冷汁ご飯」。お肌つるつる雑穀のはと麦を使った作り方

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雑穀、はと麦入り冷汁

暑い日、夏にピッタリ! 火を使わない冷たいみそ汁「冷汁」。食欲がないときもおすすめ。基本の冷汁からアレンジまでいろいろ楽しめる一品です。今回は、雑穀のはと麦を使った「冷汁(ひやじる)ご飯」を発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織さんに教えていただきました。

監修 : 高木 沙織

ライター・ヨガインストラクター。「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、スーパーフードエキスパートや雑穀マイスター、発酵食品ソムリエの資格を生かした料理・レシピ開発。運動では、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したパワーヨガの資格を有し、これまでに4,000本以上の記事執筆を行う。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。コラムのほかにも、WEB小説やエッセイなど連載多数。
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Contents 目次

疲労回復や美肌効果も! はと麦を使った宮城県の郷土料理「冷汁」!

こんにちは!
発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織です。

今回ご紹介するのは、「冷汁(ひやじる)ご飯」のレシピです。
「冷汁ご飯」は、温暖な気候・風土のなかで根づいていった宮崎県の郷土料理。みそとだしで味をつけた冷たい汁物をご飯にかけるため、暑い日でもサラサラッと食べやすい主食でありながら、意外と具だくさん!

たとえば、青魚のあじは薬膳の世界では五臓(肝・心・脾・肺・腎)全体の働きを補って、疲労回復に役立つと言われています。ほかにもさわやかな風味の薬味・みょうがや夏野菜のきゅうり、それと豆腐には熱を冷ます作用、解毒作用が期待されています。発酵食品のみそには腸内環境を整える働きがあり、使う食材次第では体を元気で満たすパワーフードにもなるのです。

さらにここでは、白米に雑穀のはと麦をプラス。
はと麦は、利尿・滋養強壮作用を持つ雑穀。肌の新陳代謝を活発にすることから、“お肌つるつる雑穀”と呼ばれることも。

ご飯とハトムギ

では早速、はと麦を使った「冷汁ご飯」を作っていきましょう。

材料

<材料 2人分>
・あじの干物 2枚
・きゅうり 1本
・みょうが 2本
・木綿豆腐 1/2丁
・塩 少々

・A:みそ 大さじ1強
・A:すりごま 大さじ2~3
・A:水 300ml
・はと麦ご飯 茶わん2杯分

<作り方>

白米をとぎハトムギ、塩を加える

1. 白米をとぎ、最後の1回にはと麦を加えてやさしく水を流します。次に、雑穀の消化吸収をよくするための浸水時間を設けましょう。浸水時間の目安は夏場で30分以上、冬場は1時間以上です。

雑穀の量:白米1合に対して、大さじ1~2
水の量:雑穀と同量もしくは、1.5倍追加
雑穀と水の量は、炊きあがりの好みで変えてOK。塩を少々加えると、雑穀のうまみが引き出されます。

あじの干物

2. あじの干物を焼き、粗熱を取ったら手で適当な大きさにほぐします。

刻んだきゅうりとみょうが

3. きゅうりは薄い輪切りにし、塩を軽く振って5分ほど置いたら水で洗ってよく絞りましょう。みょうがも輪切りにします。木綿豆腐は手で適当な大きさにちぎっておきましょう。

Aをボウルで混ぜる

4. ボウルにAを入れて混ぜたら、あじ、きゅうり、木綿豆腐を加えてさらにざっくりと混ぜます。

ご飯に盛りつけた冷汁

5. 茶わんにはと麦ご飯を盛りつけたら、4をかけてみょうがを乗せましょう。お好みで追いすりごまをすると、香ばしさがプラスされて◎。

さまざまな食材の風味もさることながら、はと麦の丸くてホクッとした食感も楽しめる1杯の完成です。

暑くてキッチンに長居したくない…という日でも、魚さえ焼いてしまえばあとは火を使うことなく、簡単な下ごしらえだけで作れる「冷汁ご飯」。
ここでは雑穀のはと麦を使いましたが、雑穀ご飯のほかにもそうめんや冷や麦、うどんにも合うのでお好みでアレンジしてみてはいかがでしょうか。

※今回のレシピには、体の熱を冷ます食材を多数とり入れています。お腹が冷えやすい人や調子を崩しぎみの人は、ご注意ください。

*写真は本人によるもの

【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン

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