“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「ゴーヤ」。「にがうり」「ツルレイシ」とも言われる「ゴーヤ」は、独特の苦みを特徴とする夏野菜のひとつです。苦いのが苦手で…という人もいるかもしれませんが、炒めものや揚げものなど、さまざまな料理法で食べることができ、肉や卵などほかの食材との相性も◎。栄養的にも暑い季節を乗り切るのにぴったりな食材なんですよ!
Contents 目次
問題1 「ゴーヤ」1本分のカロリーは?
□30kcal
□50kcal
□80kcal
□100kcal
「30kcal」です
ゴーヤは、暑くなるとスーパーなどでもよく見かけるようになる夏野菜です。個体差はありますが1本おおよそ230~250gで、中のワタの部分などをとり除いた正味重量は約200g、30kcalです。低カロリーな野菜のひとつと言えるでしょう。独特の苦味が特徴で、炒めものや揚げものなど、いろいろな料理で楽しめます。
問題2 オクラ・とうもろこし・ズッキーニ・トマトと比較したとき、「ゴーヤ」に最も多く含まれる栄養素は、次のうちどれ?(100g当たり)
□β-カロテン
□食物繊維
□カリウム
□ビタミンC
「ビタミンC」です
夏野菜には、いろいろな種類があり、どれも暑い時期に食べたくなりますね。上記の夏野菜と、「ゴーヤ」を比較した場合、ゴーヤにいちばん多く含まれる栄養素は「ビタミンC」。100g中に含まれるビタミンCの量は、ゴーヤが76mgであるのに対して、オクラは11mg、とうもろこしは8mg、ズッキーニは20mg、トマトは15mgですから、かなり豊富なのがわかるでしょう。ゴーヤは夏の紫外線対策や、免疫力アップにとても有効です。ぜひ積極的に食べてほしい夏野菜です。
問題3 問題2の答えの栄養素がいちばん多く含まれる料理は、次のうちどれ?(野菜は、すべて50gずつ使用)
□ゴーヤときゅうりの酢のもの
□ゴーヤと枝豆のおかか和え
□ゴーヤとほうれん草のゴマ和え
□ゴーヤとトマトのサラダ
「ゴーヤとほうれん草のゴマ和え」です
問題2の答えは、「ビタミンC」でしたね。上記の料理に含まれるビタミンCの量は、上から45mg、46mg、56mg、46mg。「ゴーヤ」はビタミンCの量がとくに多いですが、他の野菜類にも含まれています。上記の、きゅうり・枝豆・ほうれん草・トマトの中では、ほうれん草に最も多く含まれるため、答えは「ゴーヤとほうれん草のゴマ和え」となります。また、野菜類は全般的に、カリウムなどのミネラルや、ビタミンC以外のビタミン類も豊富です。さまざまな種類の野菜をゴーヤと一緒にとることで、より多くの栄養素をバランスよく摂取することができます。
問題4 「ゴーヤ」は未熟果(熟す前の果実)を食べる野菜です。熟すとどんな色になると思う?
□赤色
□オレンジ色
□白色
□黒色
「オレンジ色」です
一般的に売られている「ゴーヤ」は未熟果の状態で、緑色が定番です。熟すと黄色みがかったオレンジ色になり、中には、まっ赤な果肉に包まれた種があります。この状態になったゴーヤも腐敗しているわけではないので食べられます。なお、赤い果肉は甘味があり、昔は水菓子(果物)の代わりに食べられていたと言われています。購入したゴーヤも室温で置いておくと、追熟して黄色っぽい色になることがあります。
問題5 「ゴーヤチャンプルー」を、豚肉60g、ゴーヤ・もやし各50g、卵1個、ごま油大さじ1/2で作ります。豚肉のどの部位を使えば、カロリーが約300kcalになると思う?
□肩ロース肉
□ロース肉
□バラ肉
□もも肉
「肩ロース肉」です
「ゴーヤ」料理の定番である、「ゴーヤチャンプルー」。使用する豚肉の部位によって、カロリーに差が出てきます。上記の部位で作った場合のカロリーは、上から303kcal、310kcal、380kcal、257kcal。カロリーが気になる場合は脂分の少ない部位を使用したり、肉の量を減らす代わりに豆腐を使用したりすると、いつもと違ったチャンプルーが楽しめて、カロリーの数値を押さえることもできますよ。