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お茶碗1杯分のご飯(白米)と同じカロリーになる、そうめんの分量は?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
ツルツルっとしたのど越しが特徴のそうめんは、暑い季節に食べたくなる食材のひとつではないでしょうか。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「そうめん」。そうめんのカロリーや塩分量、栄養バランスにも目を配りながら、さまざまな食べ方で夏の食事を楽しんでみませんか?
Contents 目次
問題1 そうめん(乾)を何g食べると、お茶碗1杯分のご飯(白米)と同じカロリーになると思う?(お茶碗1杯分のご飯=234kcalとした場合)
□50g
□70g
□100g
□120g
「70g」です
これからの暑い時期、さっぱりとしたそうめんは、よく食べるかと思います。お茶碗1杯分の白米と同じくらいのカロリーをそうめんで食べたい場合、何gゆでればいいか知っておくのもよいでしょう。さて、お茶碗1杯分の白米ご飯は150g=234kcalです。一方、そうめんのカロリーは、上から167kcal、233kcal、333kcal、400kcal。70g(約1束半)ほど食べると、ご飯1杯分と同じくらいのカロリーになることがわかります。そうめんは、ツルツルっとのど越しよく食べられるので、食べ過ぎてしまいがちです。おかずをじょうずに組み合わせて食べごたえのある内容にすると、1~2束ほどで満足でき、栄養のバランスもよくなります。
問題2 乾めんの太さ(直径)の定義について、正しい説明は次のうちどれ?
□そうめんは1.5mm未満
□うどんは1.8mm以上
□手延べそうめんは1.7mm未満
□ひやむぎは1.6mm以上1.8mm未満
「手延べそうめんは1.7mm未満」です
「そうめん」や「ひやむぎ」「うどん」など、乾麺は基本的に主原料である小麦粉に、そのほか、塩などの副材料を加えて作られていますが、これらの大きな違いは太さにあります。「うどん」は直径1.7mm以上、「ひやむぎ」は直径1.3mm以上1.7mm未満です。「そうめん」は直径1.3mm未満とされていますが、手作業で作った麺の場合は、直径1.7mm未満であれば、「手延べそうめん」あるいは「手延べひやむぎ」と表示してよいとされています。同じ材料でも太さによって、味わいや食感、のど越しが変わるので、いろいろな麺を暑い時期に楽しんでみてくださいね。
問題3 「そうめん」100gをゆでて、「めんつゆ」(ストレート)80ccを組み合わせたときの塩分は、次のうちどれ?
□2.8g
□3.5g
□4.1g
□5.2g
「4.1g」です
食欲のないときに食べる、のど越しのよい「そうめん」は、おすすめの内容ではありますが、塩分量には意識を向ける必要があります。まず、そうめん(乾)100gに含まれている塩分は3.8gです。ただし、ゆでこぼすことによって塩分がカットされ、ゆでたそうめんに含まれる塩分濃度は0.3%になります。100gのそうめん(乾)をゆでると、300gのそうめんがゆで上がるため、300g×0.3%=0.9gとなり、結果「100gのそうめん(乾)をゆでると、0.9gの塩分が含まれる」ことになります。一方、めんつゆ(ストレート)80ccに含まれる塩分は3.2gですので、合計で4.1gとなります。つゆの量を控えめにして薬味をたっぷり使用したり、カレー粉などの香辛料などを組み合わせたりすると、塩分がカットできておすすめです。
問題4 次のそうめんのつゆのうち、塩分がいちばん高いのはどれだと思う?
□めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1+豆乳100cc+豆板醤小さじ1
□めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1+ねぎ・しそなど薬味20g+ごま小さじ1
□ナンプラー大さじ1/2+鶏ガラスープ素小さじ1+唐辛子少々
□めんつゆ(ストレート)50cc+トマトジュース50cc+オリーブ油大さじ1
「めんつゆ(3倍濃縮)大さじ1+豆乳100cc+豆板醤小さじ1」です
そうめんのつゆは、市販のめんつゆをそのまま使用する方も多いと思います。上記の塩分を比較すると、上から3.0g、1.8g、2.1g、1.7g。問題3でもお伝えした通り、めんつゆをそのまま使用するより、アレンジを加えることで、味わいの違うそうめん料理を楽しむことができるだけでなく、塩分のカットにつながる場合も少なくありません。また、たんぱく源のおかずや野菜、海藻類などの副菜も組み合わせると、さらに栄養の充実した食事になります。
問題5 そうめんと産地の組み合わせで、間違っているものは、次のうちどれ?
□長崎県…島原そうめん
□愛媛県…五色そうめん
□奈良県…三輪そうめん
□兵庫県…半田そうめん
「兵庫県…半田そうめん」です
「そうめん」は産地によって、いろいろな種類があり、食感や太さなども異なります。5大産地としても知られる、長崎県(島原そうめん)、奈良県(三輪そうめん)、兵庫県(播州そうめん)、香川県(小豆島そうめん)、徳島県(半田そうめん)の各ブランドそうめんのほか、愛媛県の「五色そうめん」や岩手県の「卵麺」、宮城県の「白石うー麺」なども有名です。同じそうめんを同じつゆで食べていると単調な味わいになりがちですが、新たな夏の楽しみとして、いつもと違うブランドの「そうめん」や、アレンジしためんつゆに挑戦してみるのもおすすめですよ。