カットパインや、丸のままのパイナップル、缶詰などさまざまな形態で売られているパイナップルは、身近な果物のひとつなのではないでしょうか。ビタミンB群やビタミンC、食物繊維などが豊富に含まれており、お肌や腸活にいい効果を与えてくれる果物としても注目されています。“ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「パイナップル」です!
Contents 目次
問題1 約100kcalになるパイナップルの分量は?
□約50g
□約100g
□約200g
□約250g
「約200g」です
パイナップルは、程よい酸味があり、消化を促す効果もあるため、夏バテ防止や疲労回復に効果が高いフルーツです。100gのパイナップルのカロリーは54kcalなので、約100kcal分のパイナップルの分量は208g。選択肢の中では「約200g」が一番近い数値となります。最近では、パック詰めにされたカットパインなども売られているので、手軽に購入できるフルーツのひとつと言えるでしょう。
問題2 「パイナップル」の原産国は、次のうちどこ?
□タイ
□メキシコ
□中国
□ブラジル
「ブラジル」です
「パイナップル」は、ブラジルを中心とした南アメリカの熱帯地方が原産地で古くから広く栽培されていました。日本に渡来したのは幕末とされており、オランダの漂流船により、もたらされたそうです。一説に、「松かさ(PINE)」のような形と、「りんご(APPLE)」のような味から、「パイナップル」という名前になったと言われています。
問題3 「パイナップル」に多く含まれている酵素は、次のうちどれ?
□アクチニジン
□ブロメライン
□フィシン
□パパイン
「ブロメライン」
「パイナップル」には、「ブロメライン」という酵素が多く含まれています。これは、たんぱく質を分解する酵素で、肉や魚の吸収を助けます。また、肉質をやわらかくする効果があるので、「酢豚」で豚肉にパイナップルを組み合わせて調理するのは、とてもよい相性だと言えます。「アクチニジン」は、キウイフルーツに多くまれている酵素。「フィシン」は、いちじくに含まれている酵素。「パパイン」は、パパイアに含まれている酵素です。いずれもたんぱく質分解酵素ですので、肉や魚との組み合わせるのには、ぴったりの果物です。
問題4 問題3の答えは、次のどの状態のときに、いちばん効果的に働くと思う?
□生のパイナップル
□焼いたパイナップル
□甘く煮たジャム状のパイナップル
□缶詰めのパイナップル
「生のパイナップル」です
問題3の答えは、たんぱく質分解酵素の「ブロメライン」です。肉や魚との相性がよいとお伝えしましたが、この酵素は熱に弱いという特徴があります。60℃以上の熱を加えると効果が失われてしまいますので、生の状態で食べるのが、いちばん効果的といえます。
問題5 フランス語で「パイナップル」を意味する言葉は、次のうちどれ?
□アナナス
□シトロンヴェール
□ペーシュ
□ポワール
「アナナス」です
フランス菓子屋さんの店頭などで、果物の名前が入ったケーキを見かけることがあるかもしれません。「パイナップル」は「アナナス」と言います。「シトロンヴェール」は「ライム」。「ペーシュ」は「桃」。「ポワール」は「梨」です。必ずしも名前の意味する果物が材料として使われているとは限りませんが、少し覚えておくと、ケーキ選びも楽しくなるのではないでしょうか。