「中秋の名月」と言われるとピンとこない?という人もいるかもしれませんが「十五夜」のこと。十五夜と言われると満月や月見団子、うさぎさんが浮かんでくる人も多いですよね。今年はヘルシーな月見団子で、ゆったりと月を眺めて過ごしてみませんか。
発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織さんに米粉と絹ごし豆腐の月見団子の作り方を教えてもらいました。
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米粉と絹ごし豆腐を使った月見団子の作り方
こんにちは!
発酵食品ソムリエ・スーパーフードエキスパートの高木沙織です。
今回は、米粉と絹ごし豆腐を使った月見団子を作っていきます。
月見団子といったら、言わずと知れた月見のお供え物—。
中秋の名月・十五夜に月見をする場合は、15個の丸い団子をピラミッドのように積み上げてお供えするのが一般的です。団子といったら串を思い浮かべがちですが、これは秋の実りに対する感謝を月に届けるための盛りつけ方だと言われています。
2024年は9月17日が中秋の名月。
月を眺めていると気持ちが落ち着き、ネガティブな感情と距離を置くことができます。ここしばらく忙しかった人や、リフレッシュが必要だと感じている人は、月見団子をおともにゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
さてこの月見団子ですが、作り方はとても簡単。
しかも、ここでは小麦粉を控えているという人でも安心して食べられる米粉を使用。
それでは早速「米粉の月見団子」を作っていきましょう。
<材料/団子・小15個分の目安>
・米粉 100g
・絹ごし豆腐 110g
<作り方>
1. ボウルを用意し、米粉と絹ごし豆腐を入れてよく練り混ぜます。
2. 粉っぽさがなくなり、ひとまとまりになったら15等分にして丸めます。
1個の大きさは、ピンポン玉より小さいくらいでOK。
※ 硬さの目安:耳たぶ程度
3. 沸騰したお湯に2を入れて、浮き上がってくるまで待ちます。そこから2~3分茹でましょう。
4. 3のお湯を切り、団子を冷水にさらして冷やします。水がぬるくなったら入れ替えましょう。
5. 団子をざるに上げて、水気を切ったら完成!
完成した月見団子は、三方(さんぽう/神様へのお供え物を乗せる台)に並べます。
※ 三方がない場合は、普通の皿を使いましょう。
皿の上に半紙などの白い紙を敷いたら、1段目に9個、2段目に4個、3段目に2個の団子を積み重ねます。
もちもちとした食感とほんのり豆腐の風味が感じられる月見団子は、月がよく見える場所にお供えをしてからおいしくいただきましょう。
【米粉が余ったら…】
もし米粉が余っていたら、しょう油大さじ1、砂糖大さじ1と1/2、米粉大さじ1、水70ccで煮詰めてみたらしあんを作るのもおすすめです。
市販の黒蜜ときな粉で味変をしても〇。
お好きな味つけで楽しんでみてくださいね。
※ 中秋の名月:旧暦では8月15日の夜・十五夜に見える月のこと。新暦では毎年日つけが変わります。
※ 月見団子の形は地域によって異なります。
【所有資格】
発酵食品ソムリエ/ジュニアスーパーフードマイスター/スーパーフードマイスター/スポーツスーパーフードマイスター/雑穀スーパーフードマイスター/トップスーパーフードマイスター/スーパーフードエキスパート/産前産後ヨガインストラクター/筋膜リリースヨガインストラクター/Core Power Yoga CPY/リフレッシュドライヘッドスパ/アロマ空間デザイン