今回ご紹介するのは「カップラーメンのためのお箸」。とっても細い竹のお箸です。じつはインスタントの麺をほとんど食べない私ですが、この細い箸の便利さにすっかりやられています。
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みなさん、お箸はどのようなものを使っていますか? お箸と言えば、何年も前にデパートの催事場で、先の細~い箸を職人さんらしき方が販売しているのを見かけ、「こんな冗談みたいに細い箸は何に使うのだ?!」と思って聞いてみたところ「これは京都の老舗の料理屋さんで料理人が盛りつけに使っているようなお箸で、細かい作業がとてもしやすくできている。ふだん使いでも料理がものすごくとりやすくて好評なのだ」と教えていただいた記憶があります。半信半疑でその箸を買ってみたらびっくりするほど使いやすく、しばらくふだん使いをしていたのですが、私のおおざっぱな性格のためにダメにしてしまいました。以来、「あのくらい細いお箸はないかな~。今度こそ大切に使うのに!」と思っていたところ…見つけたのが今回のお箸です!(ちなみに私が買った、先が細~いお箸は『盛り付け箸』の一種のようです。お弁当をよく作る方にもオススメです)
さて、今回ご紹介する「カップラーメンのためのお箸」ですが、こちらは純国産の竹を使い、竹の箸だけを作り続けるお箸メーカー「ヤマチク」の「〇〇のためのお箸」シリーズのひとつです。ECサイトでは「うら技箸」として販売されています。
まずは「おもて」側の説明から入りますと、そもそもラーメンを食べるときにストレスになるのは、9割方食べ終えたあとに残る小さな麺や具のかけらをどう回収するかではないかと思うんです。このお箸は、こうした小さな端切れ食材を、狙い通りに一度でキャッチできるのがすばらしいです。
そして「うら技」の「うら」ですが、これは、お箸の「うら」に秘密があるのですね。じつはお箸の裏側に溝が入っているために、カップラーメンのふたを押さえることができたり、容器に箸を立てかけたりすることができたりするという…これが「うら技」の内容です。
お湯でふやけた麺のかけらをつぶさず逃さず捕まえることができるくらいですから、他のどんな食べものをつまむときだってストレスフリーですし、インスタントラーメンのカップに立てかけることができるということは、他の器にちょっと引っかけることもできるわけです。
こんなことをしている人がたくさんいる自信はありませんが、私はおやつに、ナッツやシリアルや小魚など細かいものを器に入れてちょこちょこつまむのが大好きなので、そんなときでもこの「うら技箸」が大活躍しています。
ん? おやつをお箸で…? というところで多くの方が予想したであろう「〇〇のためのお箸」も、ちゃんとあります。そう、「ポテトチップスのためのお箸」です! そのほか、「納豆のためのお箸」や、一流シェフたちの要望に応えて作られたという「パスタ箸」…気になる方はぜひ、調べてみてくださいね!(編集まりりん)
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