ホッケがおいしい季節になりました。干物として目にすることが多いこの魚のカロリーは…? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「ホッケ」です。
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問題1 「ホッケの開き干し」100gは、何kcal?
□72kcal
□103kcal
□143kcal
□179kcal
「103kcal」です
スーパーなどの店頭では、「ホッケ」は開き干しとして売られていることが多いのではないでしょうか。ホッケの開き干しは、大きいものでは1尾300gほどあり、骨などの廃棄率を考えると正味重量は200g弱となります。100gは約半分に当たりますから、1尾の半分を食べても103kcalと、低カロリーであることがわかるでしょう。ホッケは肉厚で食べ応えもありながら、ヘルシーな魚のひとつです。
問題2 「ホッケの開き干し」100gと同じくらいの脂質が含まれる食材は、次のうちどれ?
□木綿豆腐小1パック(200g)
□卵2個(100g)
□モッツァレラチーズ100g
□鶏むね肉皮つき150g
「鶏むね肉皮つき150g」です
「ホッケ」の開き干しの脂質量は魚の中でも低いほうで、100g当たり8.3gです。一方、上記の食材に含まれる脂質は、上から9.0g、10.2g、10.0g、8.3gとなり、「皮つきの鶏むね肉150g」とほぼ同じ数値となります。なお、皮なしの鶏むね肉100gに含まれる脂質は2.4gですので、皮があるのとないのでは数値が大きく変わると言えます。また、あまり見かけることがありませんが、生のほっけの場合、含まれる脂質は100g当たり3.2gと、とても低脂質です。
問題3 「ホッケ」を漢字で書く場合、魚へんに組み合わせる漢字は、次のうちどれ?
□雪
□春
□花
□豊
「花」です
魚類の漢字はたくさんあり、覚えると楽しいものです。「ホッケ」を漢字で書くと、魚へんに花で、「𩸽」となります。漢字の由来は、いくつか説があるようですが、群れで泳ぐ様子が花のように見えることから来たとのこと。その他の名前は、「鱈(たら)」「鰆(さわら)」「鱧(はも)」です。
問題4 「ホッケの開き干し」100gに次のものをトッピングした場合、塩分が約2.0gになるのはどれだと思う?
□大根おろし50g
□しょうゆ大さじ1/2
□ポン酢しょうゆ大さじ1/2
□ゆずこしょう小さじ1/2
「大根おろし50g」です
肉類に比べて、魚類には体によい脂肪酸が多く含まれているというよさがあるのですが、塩分については肉類よりも注意が必要です。特に干した魚は生の魚類よりも、さらに塩分が含まれるため、食べるときにかける調味料やトッピングする食材の塩分に少し意識を向けたいものです。さて、「ホッケの開き干し100g」自体に含まれる塩分量は1.8g。これに選択肢の食材をトッピングしたときの塩分は、上から1.9g、3.1g、2.5g、2.6gとなります。
問題5 北海道の郷土料理に「飯寿司(いずし)」という料理があります。この料理に使われる特徴的な食材は、次のうちどれ?
□赤みそ
□黒酢
□麹
□米ぬか
「麹」です
「ホッケ」を使って作る 「飯寿司」(いずし)という北海道の伝統料理があります。魚や野菜類を米麹に漬けて乳酸発酵させたお寿司で、保存食として作られてきたようです。飯寿司には、ホッケ以外にサケやニシンなど北海道でとれるさまざまな魚が使われます。地域や家庭によって作り方が違うようですが、発酵熟成した豊かな香りと、酸味のある独特な味わいが特徴の伝統的なお寿司です。