慌ただしい日々に追われて、気づけば今年も残り2か月弱。年末が近づくにつれて「今年もあっという間に終わっていくな…」ともの思いにふける機会が増えていきます。そんな過ぎていく季節を、自分なりに楽しみたい!という人におすすめなのが「1年のいたわりごはん日記」(ワン・パブリッシング)。手軽に作れて、季節も楽しめるおいしい料理が満載です!
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2年連続で料理レシピ本大賞・コミック賞を受賞した中山有香里さんによる、日常系コミックエッセイ「1年のいたわりごはん日記」(ワン・パブリッシング)。
かわいいイラストとおいしそうな料理で、とにかくいやされます!
著者の中山さんが冒頭で「仕事や家事など毎日いろいろなことに追われる日々で、気づくとあっという間に1年が過ぎている」とお話されていて、私自身もふっと「そういえば、今年もあっという間に11月になってしまったな…」と同じように感じていることに気づきました。
こちらの本では、そんなやることに追われる忙しない日々でも、季節ごとに楽しめる春夏秋冬の簡単な時短レシピが紹介されています。
イベントごとが多くなるこれからの時期。しかし、年末に向けて仕事はどんどん忙しくなってくる…。
手の込んだ料理をしなくても生活に特別感を出すことができる、そんなちょっとしたごちそうレシピも心あたたまるエピソードとともに楽しむことができます。
どのエピソードも「わかるわかる」と読み込んでしまうのですが、私がとくに共感してしまったのが「ハロウィンっぽいことをしたい!」というもの。
ハロウィンの時期はみんなSNSで気合の入った部屋の飾りつけやハロウィン風の料理を作ったりとにかく盛り上がっていましたが、私はただそれを眺めて見ているだけでした…。
今からでも、自分なりに季節を楽しみたい!
というわけで、本で紹介されている「かぼちゃ入りアイスタルト」を作ってみました。
最初は「え、タルトなんて簡単に作れないんじゃ…」と思っていたのですが、紹介されているレシピは市販品も利用し、とっても簡単!
「かぼちゃ入りアイスタルト」
【材料】(2個分)
かぼちゃ(皮、種、ワタを除いたもの)…正味70g
ビスケット(市販品)…50g
バター(無塩)…30g
<A>
牛乳…小さじ2
砂糖…小さじ1
バニラアイスクリーム(市販品)…適量
あればミントの葉…適量
【作り方】
(1)ココットなどの小さめの容器2個にラップまたはクッキングシートを敷く。バターはラップをし、電子レンジで30秒加熱して溶かす。様子をみてかたいようなら10秒ずつ追加で加熱する。
(2)ポリ袋にビスケットを入れてめん棒で叩き、細かく砕いてボウルに移し、溶かしバターを加えてよく混ぜる。等分して(1)の容器に入れ、しっかりと指で押さえてカップ状にする。冷蔵庫で2時間ほど冷やし、固まったら型からはずす。
(3)かぼちゃはひと口大に切る。耐熱容器に入れてラップをし、600Wの電子レンジで1分30秒~2分加熱し、つぶす。<A> を加えて混ぜ、再びラップをして1~2分加熱する。冷蔵庫で2時間以上冷やし、アイスクリームとともに(2)のタルト生地に盛り、あればミントを飾る。
タルト生地が固まるのを待ちきれなかったため、ココットに入れたままになってしまいましたが、食べてみると自分で作ったのが信じられないほどのハイクオリティ!
しっとりとした甘みのかぼちゃと、サクサクのタルト生地がとってもおいしかったです。
お店に出せるのでは?と自画自賛するでき栄えなのに、本当に簡単に作れたのでまた来年も秋になったら作りたいと思いました。
忙しくても、疲れていても、がんばらないで作れるレシピ満載の「1年のいたわりごはん日記」。
簡単・時短で季節を楽しむ料理を作ってみませんか?
「1年のいたわりごはん日記」(ワン・パブリッシング)
(編集おこめ)
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