
『一汁三菜おぼん献立』(著者/Hideka)から、Part2の記事では、献立の立て方のポイントや定番の献立レシピをご紹介しました。今回Part3の記事では、買いものをするときのコツや自宅にストックしておくと便利な食材&節約献立レシピをお届けしていきます!
Contents 目次
買いものは2~3日分をまとめて買うのが◎
自炊をするときに、その都度買いものに行くのはひと苦労ですよね。1週間分をまとめ買いするのは量も多くて重たいし、帰宅後にお肉の冷凍作業をするのも面倒なため、2~3日に1回の買いものがおすすめです!
【ポイント1. 事前にメモをして効率よく】
献立を考えるときは紙のメモを使ってもいいですが、実際に買うものはスマートフォンのメモ機能を使ってリストにすると◎。買いものかごに食材を入れたら、チェックマークをつけて買い忘れを防ぐことができて便利です。
【ポイント2. 旬の食材をとり入れる】
旬の食材は栄養が豊富で、1年のうちでもっともおいしくなっているので、積極的にとり入れるようにするのがおすすめです。安く手に入るのもうれしいポイント!
日持ちする食材は安い日に購入してストックし、冷蔵庫に余っている食材を使いつつ、足りない食材を買い足すようなイメージで買いものをするのがおすすめです。
ストックしておくと便利な食材
「どうしても買いものに行く時間がない」「今日は疲れているから買いものに行く気力もない…」そんなときのために、自宅の冷蔵庫やキッチンのストッカーに食材をストックしておくと便利! いつでもおいしい料理が作れるよう、“これがあればなんとかなる”お助け食材をチェックしておきましょう。
【冷蔵庫にいつもあるもの】
・卵
・絹豆腐
・ 梅干し
・ ウインナー
・ ベーコン
・ 白菜キムチ
・ チーズ
・ 大葉
・ 小ねぎ
【日持ちする野菜類】
・ 玉ねぎ
・ じゃがいも
・ にんじん
【乾物・缶詰類】
・ツナ缶
・トマト缶
・ コーン缶
・ 乾燥わかめ
・ かつお節
・ 黒ごま、白ごま
・ 乾燥パセリ
・ 青のり
【冷凍しておくと便利な食材】
・油揚げ…1cm幅に切り、1回分ずつに分けてラップで包む。
・明太子…市販のスティックタイプのものを使用。ほぐす必要がなく便利。
・小ねぎ…小口切りにし、保存容器に入れる。凍ったまま使える。
・しめじ…ほぐして保存袋に入れる。使いたい分ずつとり出せる。
・枝豆…冷凍食品の塩味がついた枝豆を使用。自然解凍またはレンジ解凍で。
・むきえび…下処理済みのものを使用。殻をむく手間がないので便利。
買いもののコツとお助け食材のストックなどの工夫をすれば、日々の料理が少しだけラクになり、毎日の晩ごはんがよりいっそう楽しみになるはず! ぜひ参考にしてみてくださいね♪
後半では、お財布にやさしい節約献立のレシピをご紹介します。
節約食材を活用! 豆腐入り月見つくね献立
節約食材としても優秀な鶏ひき肉をふんわり食感のつくねに! つくねに使った豆腐の半分は副菜に、余った卵白は汁物に使うのでムダがありません。
豆腐入り月見つくね
【材料(2人分・6個分)】
サラダ油…大さじ1
タネ
・鶏ひき肉…200g
・豆腐…1/2パック(75g)
・卵…1個
・パン粉…大さじ3
・片栗粉…大さじ1
・塩こしょう…適量
調味料
・しょうゆ…大さじ2
・みりん…大さじ2
・酒…大さじ1
・砂糖…大さじ1
トッピング
・卵黄…2個分
*余った卵白はスープに使います
つけ合わせ
・大葉…適宜
【作り方】
(1)ボウルにタネの材料を入れてよくこねます。
(2)6等分し、それぞれ楕円形に成形します。フライパンに油を熱し、並べて焼きます。
(3)焼き色がついたら裏返し、調味料を入れ、弱火にしてフタをし、2分蒸し焼きにします。
(4)フタを取り、中火に戻してタレを煮詰め、絡ませます。大葉とともに器に盛り、卵黄を添えます。
★Point★
豆腐がない場合はれんこんやエリンギのみじん切りをタネに入れると,
かさ増しになって食感も楽しいです♪
きゅうりとちくわのコーンマヨ和え
【材料(2人分)】
・きゅうり…1本
・ちくわ…5本
・コーン缶…1缶(固形量120g)
・マヨネーズ…大さじ2
・塩…少々
【作り方】
(1)きゅうりは斜めうす切りにして塩もみし、水気を切ります。ちくわは斜めうす切りにします。
(2)ボウルに(1)とコーン缶、マヨネーズを入れて和えます。
キムチのせ冷奴
【材料(2人分)】
・豆腐…1/2パック(75g)
・白菜キムチ…大さじ2
・ごま油…小さじ1/2
・しょうゆ…小さじ1/2
【作り方】
(1)豆腐を半分に切って器に盛り、しょうゆをかけます。
(2)キムチをのせ、ごま油をかけます。
卵白とちんげん菜の中華スープ
【材料(2人分)】
・ちんげん菜…1株
・水…350ml
・卵白(溶いておく)…2個分
・しょうゆ…大さじ1
・鶏ガラスープの素…小さじ2
【作り方】
(1)ちんげん菜は茎の部分を2cm幅に、葉の部分を4cm幅に切ります。
(2)鍋に水を入れて沸かし、(1)としょうゆ、鶏がらスープの素を入れ2分ほど煮ます。
(3)卵白をゆっくりと流し入れます。
★Point★
月見つくねで余った卵白を使うと◎
いかがだったでしょう? 買いものでは旬の食材を買ってみたり、疲れている日は食材のストックを活用したりして、なるべく手間を省きながらバランスのよい一汁三菜のおぼん献立を作り、毎日のごはんを楽しい時間にしてくださいね♪
参考書籍
『一汁三菜おぼん献立』(ワン・パブリッシング)
書籍担当編集/柏倉友弥
Hideka(著)
1997年生まれ。料理クリエイター。夫との2人暮らしの晩ごはんを発信していて簡単で作りたくなるレシピ動画が話題に。かわいい盛りつけも人気でSNS総フォロワー数200万人を超える(2024年11月現在)。本書が初の著書となる。
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