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グルテンフリーの弁当が550円! 白砂糖不使用&発酵食ベースの「Well-Being食堂」の健康メニューの秘密

「グルテンフリー※の弁当が550円!」――働く人の心と体を支える「Well-Being食堂」は、教育事業を行うアドネス株式会社が四谷に設けた、社内外向けのオープン食堂です。小麦不使用※、白砂糖不使用、発酵食ベースの超健康的なお弁当ということで話題に。元々はスタッフの健康増進を目的に、空き物件を活用して立ち上げられた食堂とのことですが、今は不定期で一般の方向けにグルテンフリー※弁当の販売もはじめ、近くにお住まいの方も買いにきてくれているのだとか。食後の眠気が軽くなった、便通が整った…そんな声が集まるお弁当の“ヘルシーの秘密”に迫りました!
Contents 目次
仲間と地域の健康に寄り添う「Well-Being食堂」とは

食堂の立ち上げからメニューのこだわりについて、「Well-Being食堂」運営責任者の岩城瑠華さんにお話を伺いました。

食堂の立ち上げにあたっては、仕入れ先を確保するまでには、毎日大量の食材を自ら運ぶなど苦労も多かったそうです。
「はじめたばかりの頃は、食材の仕入れ先の確保にとても苦労しました。知り合いのつてで農家さんを紹介していただいたり、直接会いに行って交渉したりして。今は農家さんとつながることができて、野菜は無農薬・減農薬野菜を岐阜県の農家さんから直送しています。直接契約することで、新鮮な食材を低コストで仕入れることができ、今の価格での販売が叶いました」(岩城さん)

ヘルシーと満足感を両立! こだわりのメニュー作り
弁当のこだわりの背景には「働いているスタッフのみなさんや地域の方々に、仕事の効率が上がる、ひとりひとりの人生もよくなる“ウェルビーイング”に貢献できる健康的な食堂を作りたい」という想いがあると岩城さんは語ります。
そのため、グルテンフリー※なだけでなく、白砂糖不使用、主食は麦ごはん、無農薬・減農薬野菜使用、みそ・塩麹・酢・キムチなどの発酵食品を使用、卵や肉など高たんぱく食材を使用…とたくさんのこだわりがつまっているのです。
食堂やお弁当を食べた方からはうれしい声もたくさんいただいているそう。
「食後の眠気が以前と比べて軽減された、便通がよくなった、体重が減ったという方もいらっしゃいました! また、ボリュームもあるので満足感があって、ごはんの後の仕事ががんばれる!って言ってくださる方もいて、私もとってもうれしいですね」
また、健康的であるだけでなく、食べ応えなど食事としての満足感も重視しているとのこと。
「野菜や肉は大きめにカットし食べ応えをアップ、麦ごはんもたっぷり盛り付けることで、若い世代や男性も満足できるボリュームを実現しています。あとは彩りも意識していますね。赤や緑、黒を基本入れるようにしていて、ごはんには必ず黒ごまを。今日はにんじんの赤色、きゅうりの緑色を入れて目でも楽しめるように工夫しています」
じつはパティシエでもあるという岩城さん。今後はスイーツの販売も視野に入れているそうです。
「今後はケークサレやマフィンなどのスイーツや、プロテインスムージーの提供もしていきたいなと考えています!」
※一部の調味料には微量の小麦成分を含む場合があります。
ヘルシー弁当を通じて、ウェルビーイングの輪が広がっているのを感じました。改めて、食には体と心を前向きにしてくれる大きな力があると実感しています。みなさんもぜひ、身近な場所で“心と体にうれしいごはん”を探してみてはいかがでしょうか。
取材・文/FYTTE編集部