寒い季節になると、つい恋しくなるチョコレート。でも「ダイエット中だから」「美容のために控えよう」とガマンしていませんか?
じつはチョコレートは、“食べる”だけでなく“飲む”ことで、より手軽に、そしてヘルシーに楽しめる新しいご褒美習慣になるかもしれません。11月5日(火)、明治が開催したイベント「チョコレートは飲み物です~CHOCOLATE;the DRINK~」では、俳優の速水もこみちさんをゲストに迎え、人気ショコラティエやバーテンダーによるオリジナルレシピとともに、“のむチョコ”の魅力が紹介されました! さっそくイベントの様子をレポートします!
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「のむチョコレート」で、体も心も満たす新習慣

最初に登壇したのは、明治でチョコレートドリンクメーカーの開発を担当した須田彩歌さん。
「カカオの新しい魅力を伝え、もっとチョコレートを楽しんでほしい」という思いから、2022年に「のむチョコ研究部」を立ち上げ、飲むチョコレートの魅力を発信し続けています。
チョコレートを飲みものとして楽しむ文化は、じつは5300年以上の歴史があるそう。カカオポリフェノールを手軽に摂取でき、香り豊かで、心をほっとさせてくれるのも魅力です。
また、同じカカオから作られるココアは加工方法が異なり、チョコレートで作るドリンクはカカオ本来の香りや上質なコクをより深く感じられるのが特徴。
欧米やカカオ産地では日常的に楽しまれていますが、日本ではまだわずか2%程度しか飲む習慣がないのだとか。
そんな現状を変えるべく、明治が開発したのが「チョコレートドリンクメーカー」! チョコレートを包丁で刻んだり、鍋で溶かしたりといった手間をなくし、誰でも簡単に“のむチョコ”を作れるすぐれものです。
香りを引き立てる温度コントロールや最適な撹拌プログラムも搭載され、専門店のような味わいが自宅で楽しむことができます♪
“のむチョコ”の世界を広げるレシピ本が登場!

2025年1月〜3月にかけては、全国のバーテンダーが参加した「明治チョコレートカクテルレシピプロジェクト」も実施。なんと474件ものレシピが寄せられ、その中から厳選された19の入賞レシピと、これまでに作りためたレシピを加え、全42レシピが掲載された書籍『CHOCOLATE;the DRINK チョコレートは飲み物です。』が、11月6日より発売!
本書には、基本の楽しみ方からアレンジレシピまでが満載。人気ショコラティエや有名パティシエ、一流バーテンダーたちが生み出した“のむチョコ”の世界が楽しめます。
高カカオチョコを使えばビターで大人な味わいに、ミルクを使えばまろやかに。アルコールを加えればカクテルにも変身。気分やシーンに合わせて、自分好みにカスタマイズできるのも「のむチョコ」ならではの魅力です!
プロが語る! 「のむチョコ」の奥深さとマシンのすごさ
イベントでは、チョコレートカクテルレシピプロジェクトの審査員を務めたバーテンダーの石垣忍さん(バー石の華)、南雲主于三さん(メメントモリなど)、ショコラティエの土屋公二さん(テオブロマ)が登壇。
それぞれの視点から、“のむチョコ”の魅力について語りました。

南雲さんは「カカオは3000年以上前から栄養補給の飲みものとして親しまれてきた。まさに“飲む時代”が戻ってきた!」とコメント。
石垣さんはチョコレートドリンクメーカーを「時短になり、すぐお客様に提供できる!」と評価。
南雲さんも「乳化が非常に簡単で、ボタンを押して待つだけ。作業がラクになった!」と絶賛していました。
さらに土屋さんは「固形のときよりも温めることで香りや酸味がより引き立つ」と語り、このマシンの温度制御(65℃でストップ)に「素晴らしい機能!」と太鼓判を押しました。
速水もこみちさんも大絶賛! 甘さとスパイスが織りなす「モコテル」

スペシャルゲストの速水もこみちさんは、ふだんからこのマシンを愛用しているそう。
「ボタンひとつで数分でできるし、火にかけず湯銭の必要がないのが魅力」とコメント。
イベントでは、土屋さんが考案したモクテルレシピを速水さんが実演! チョコレート、牛乳、シナモンに加えて、こしょうと塩をプラスするという、甘いものがスタンダードな日本の概念をくつがえす組み合わせ!
試飲した速水さんは「シナモンの香りがふわっと広がって、こしょうがグッと締めてくれる。塩も効いていて深みがあります!」と感動の表情に。

その後、プロによるカクテルも登場。
石垣さんの「アルマニアック シェカラート」は、エスプレッソとチョコ、ブランデーをシェイクした大人の一杯。南雲さんの「ラングール」は、「チョコレート効果72%」に豆乳と水、そしてごま油を加えることでさらに滑らかになる(乳化が促進される)というテクニックに、速水さんも「ごま油がこういうドリンクにも使えるという新しい発見です!」と驚いていました。
最後に、自身のオリジナルレシピ構想を聞かれた速水さんは、「八角やレモングラス、トウガラシを使ったエキゾチックなドリンクを作りたい」と発想を語り、その名も「モコテル」と命名。会場からは笑いと拍手が起こりました!
これからの寒い季節にぴったりな“のむチョコ”は、体を温めてくれるだけでなく、心までほっとさせてくれること間違いなし。この冬は、あなたも自分へのやさしいご褒美として、香り豊かで贅沢な“のむチョコ”をとり入れてみませんか?

『チョコレートは飲み物です〜CHOCOLATE;the DRINK〜』(アスコム)
取材・文/FYTTE編集部



