ハワイの人気フード「ポキ」。マグロやサーモンなどのコマ切れにした刺身を玉ねぎしょうゆで和えたローカルフードです。ヘルシーで栄養満点なので、食欲が落ちる夏場にもぴったり。現地の味を簡単に再現できる「ポキのたれ」があれば、材料を切って混ぜるだけ、手軽につくれます。今回はカルディで見つけた、「ポキのたれ」をご紹介して行きます。
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玉ねぎやにんにくの食欲をそそる風味
暑いときは生の食材が体の熱を冷ましてくれます。
日本では生野菜やお刺身ですが、ハワイにも生魚料理があり、そのひとつが「ポキ」(ポケ)です。「ポキ」はハワイ語で「スライスする」、「みじん切りにする」という意味。マグロやサーモンなど生魚の切り身に醤油系のたれをかけて混ぜる料理です。
切って混ぜるだけの料理なので、たれが重要です。カルディのポキのたれは、しょうゆ、刻み玉ねぎ、ネギペースト、オイスターソース、おろししょうが、おろしにんにくが主な原料。
たれ自体は甘辛なたれで、さっぱりした焼肉のたれのような風味。しょうゆベースはなじみやすい味。玉ねぎやにんにくの風味で、一瞬で食欲が湧いてきます。
ポキをつくってみよう!
お魚は普通のお刺身よりもごろっとした小さめの角切りの刺身です。海鮮サラダ用の切り身でもOK。スーパーで売っていますし、自分で切ることもなく、幾分お安めなので経済的です。
こちらにアボカドやアサツキ、海藻などをトッピングして、たれと一緒に混ぜ合わせます。今回は黄色のパプリカを半分入れ、お魚は約200g、マグロやサーモン、マダイが入ったもので、これらを混ぜ合わせ、ゴマをかけ、パセリをのせています。
夏場は火を使う調理が億劫になりますが、これならラクに一食完成します。ご飯の上にのせてポキ丼にしてもおいしいです。
甘辛たれが後を引くおいしさ
甘辛さが後を引くおいしさのポキのたれ。
絶妙に具材を引き立てる美味しさでニンニクやネギなど薬味のような味わいも楽しめます。わさび好きな人はわさびを足してもいいと思います。
友人の感想は「甘めだけど、甘すぎず、食べやすい。レタスなど葉物野菜にも合いそう」。「たれがご飯に合う味。普段、刺身はあまり食べないけど、これだとつい食べてしまう」とのこと。
具材を少なめにしてたれを濃く感じられるようにすると、お酒のお供にもピッタリです。
サラダ感覚で食べられるため、いつもの刺身よりも食べる量が増えました。刺身はしょうゆとわさびが定番ですが、いつもの刺身に飽きたら、こんなハワイフードはいかがでしょうか。
文・写真/庄司真紀