ダイエットをしているときにお酒を飲むなら、お酒の選び方と「おつまみ」が重要ですよね。「お酒を我慢しなくてもやせられます!」と断言するのは料理研究家の柳澤英子さん。毎日晩酌をしながら、52歳で26kgのダイエットに成功した方です。今回は、柳澤さんの著書『柳澤英子のやせるおつまみ3行レシピ』(マガジンハウス)から簡単につくれるおつまみレシピをご紹介します。
Contents 目次
柳澤流はやせ効果のある素材を組み合わせること
柳澤さんがダイエット中に食べていた「やせるおつまみ」こと、「やせつま」。
「やせつまは低糖質で栄養価の高い食材を組み合わせてパッとつくるのが基本です。日中は糖質を意識して減らしつつ、栄養バランスよく食事。夜は太らない酒とともにやせつまで乾杯!」。
やせつまのルールは、シンプルで、やせ効果のある素材の組み合わせを考えること。簡単でおいしいおつまみをつくりましょう。
【やせつまのいいところ】
1 あるもので、すぐできる!
なんといっても簡単&スピーディなのがつまみのいいところ。少ない素材でつけたり、混ぜたりするだけでできるので、料理初心者でも安心!
2 わざわざ献立を考えなくていい!
「晩ご飯」ではないから、主菜に副菜、汁物なんて、きちんと考える必要はなし。つまみはそのときの気分でつくればいい。
3 いろいろ並べると意外に豪華
パッとつくれるつまみも、2~3品用意すれば、テーブルの上が一気に華やかに。
飲むのも楽しく、栄養バランスもゆるく整うので一石二鳥。
激ウマ!リピートつまみ
柳澤さんがこれまでくり返しつくってきたメニューの中で、箸が止まらない“リピートつまみ”を2つご紹介します。
【旨みたっぷり!牡蠣のオイル煮 オイルオイスターナッツ】
材料(2〜3人分)
生牡蠣(加熱用) 1パック(8個)
ベーコン(3~4cm幅に切る)…2枚
くるみ(無塩ロースト)…20g
A【こしょう、ガーリックパウダー…各少々
オリーブオイル…大さじ2】
つくり方
1 牡蠣は洗って(※)、ペーパータオルなどで水気をふく。
2 フライパンにベーコン、牡蠣、くるみを入れ、Aを加える。
3 中火にかけ、3分ほどたったら牡蠣を裏返し、少し焼き色をつける。
※ボウルに牡蠣、片栗粉大さじ1、水100㎖を入れてやさしくもんでから、水洗いする。
【食材について】
・肝臓の代謝機能が下がると太りやすくなる。牡蠣には、肝臓の働きを助ける亜鉛やグリコーゲン タウリンが豊富。
【調理のポイント】
・冷たいフライパンに材料を入れてから点火するコールドスタート。
・仕上げにドライパセリをふってもOK。
【厚揚げは超低糖質の優秀食材!厚揚げしらすチーズ】
材料(2~3人分)
厚揚げ(半分の厚さに切る) … 1枚
釜揚げしらす…40g
細ねぎ(小口切り) …2本
ピザ用チーズ…50g
オリーブオイル…適量
つくり方
1 アルミ箔に厚揚げを並べ、しらす、細ねぎ、チーズの順にのせる。
2 オーブントースターで8~10分焼く。
3 器に盛り、オリーブオイルをかける。
【食材について】
食べ応え十分の厚揚げは高カロリーだが糖質はかなり少ないので、積極的に活用を。
【調理のポイント】
厚揚げはトーストのようなイメージで、上に具材をトッピングする。
こちらのレシピは柳澤さんがリピートしていたランキング1位と2位のおすすめメニューです。糖質少なめでありつつ、栄養たっぷりの食べ応えのあるメニューとなっています。お酒も一層おいしくなり、楽しいひと時となりそうです。
文/庄司真紀
レシピ写真/『柳澤英子のやせるおつまみ3行レシピ』より
参考書籍
柳澤英子著『柳澤英子のやせるおつまみ3行レシピ』(マガジンハウス)