いざ、ダイエット! となったとき、あなたはまず何を行いますか? 何kgやせたいかの? いつまでにやせたいの? いつも失敗ばかりしてしまっている人は、まずは「期限」を設定することから始めると成功しやすいようです。
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ダイエットの目標設定で、やせ幅だけを掲げていませんか?
ダイエット成功のひとつに「できた感」を味わうこと、があります。これについては以前の記事『運動3日坊主の女性が半年で10kgやせに成功したトレーニング法とは?
』でお話しましたが、短期的なやる気(テンション)を長期的なやる気(モチベーション)に育てるというお話をさせてもらいました。
そのために重要となる「できた感」では、難しい目標を設定するのはNG。「1日1回、腹筋を1回行っているイメージをする」といったとっても簡単な、低いハードルを設定し、その小さな壁をひとつずつクリアしていくことで、「私はできるんだ!」という気持ちをつくることが成功のポイントだとお話しました。
今回は、やる気を育てるためのもう一つの要素「期限」についてお伝えします。
ダイエットをいつも失敗してしまうというお客さまの話を聞いてみると、よくある話に「10㎏やせよう!」と目標だけを決めて期限を決めないことがあります。
では、いつまでにやせますか? 意外と目標クリアに大切な「期限」について決めていない人が多いんです。
期限があるとないのとでは、結果に差が出る!
そういった人にやってもらうといいワークがあります。
白紙に1、2、3、4、5、6、7、8、9、10と数字をくり返し、なるべく多く書いてもらいます。
時間は3分間です。
全部で2回このワークをやってもらうのですが、1回目は制限時間を伝えません。そして、2回目には3分間という制限時間を伝えて行ってもらいます。
そうすると2回目のほうがたくさんの数字を書くことができるのです。
制限時間を知らされていないで書いているときは「いつまでやるんだ(不安)」「めんどうくさい」「疲れた」などの感情が出てきたときに、自分の行動の質が下がってしまいます。
しかし、3分間と時間が決まっていれば、そういった感情が出てきても自分なりの理由づけができて行動の質が下がりません。
これを聞けば当たり前だと思う人も多いかもしれません。
でも、ダイエットなど自分の意思次第でどうにでもできる目標は、期限を決めずに取りかかってしまうとやる気を育てていくことができず、負荷もかけることができなくなってしまい、最終的にめんどうくさくなってしまい、いつの間にかやめてしまうのです。
仕事など他者が関わり、期限があるものはちゃんとできるもの。
他者が関わらず期限が自分次第になっているものについても、期限をつくり、取りかかることで目標の達成率は上がります。
目標を達成できるようになるためには期限を決めることがとても大切です。そして、失敗しそうになったときに目標の期限を先延ばしにしないこともとても重要です。