期限を先延ばしにすると、失敗もうやむやにしたくなってしまう

目標を達成するため重要なのが「期限」を決めること。
今回は「期限の先延ばし」について書いていきたいと思います。

３か月で６㎏やせるぞ！

そう意気込んで始めたダイエット。
でも、あっという間に時間がたってしまい、残りの時間はあっという間に２週間を切ってしまいました。

目標達成まであと３㎏…。今回も失敗しそうだな。

こんなときによくやってしまうのが今回のテーマ「目標の先延ばし」です。
「あと２週間じゃ目標達成できなさそうだから、あと１か月先まで期間を延ばそう！」
このようになんとなく先延ばしにして、失敗をうやむやにしたくなる心理が働いてしまいます。

しかし、これは目標を達成できる自分になるためにはしてはいけないことなのです。

一度決めた目標は達成できても、できなくても期限を延ばさず、その決めた期限の中で全力をつくすことが重要です。
もしも、失敗して達成できなかったとしても失敗をちゃんと真正面から受け入れる勇気が大切です。
失敗してもそれをしっかりと受け入れて、次にどうすればうまくいくかを考えることで自信を失うことはありません。

逆に、失敗を受け入れられないまま、期限を延ばしたり、最初に決めた目標よりも目標を下に下げたりすることで自信は失われていきます。

失敗をすることで自信がなくなるのではなく、失敗を受け入れないまま間違った方向に考えを変え始めてしまうことで自信はなくなっていってしまうのです。
目標を設定したら、そのチャレンジが失敗か成功かをはっきりさせることが大切です。
もしかしたら、はっきりさせていないことでうまくいっていないことも多くあるかもしれません。

「先延ばし」をやめたことで、ダイエットに成功

実際に、最初の事例で書いた３か月で６㎏やせる目標を持っていた人が今までだったら目標を先延ばししていたのを２週間前に達成できなそうと感じても先延ばしせずに、２週間でチャレンジを終わらせるということを決めたことで、２週間後にしっかりと残りの３㎏やせることができ、目標を達成できました。

その人が言うには、今までのダイエットは心のどこかで達成できなくてもいつかできればいいか…という考えがどこかにあったようです。

今回は、「失敗か成功かをはっきりさせる」と決めたことでいつもより目標を達成したいという気持ちが強くなったと言っていました。

ちょっとした考え方の変化でモチベーションも高くなり、目標を達成できる可能性は高くなるのです。

なにか目標の先延ばしをしてしまうものがあったら、勇気をだして失敗か成功かをはっきりさせてみてはいかがでしょうか。
そうすることで今までとは違う結果を出せるかもしれませんよ。