これまで1万人以上を美ボディに導いてきた、“ダイエット王子”こと小山圭介さんが、ダイエットのお悩みや疑問に答えます! 甘いカフェラテやミルクティー、加糖の炭酸飲料など、糖分たっぷりの飲みものを常飲するのは、太るもとに!? 今回のテーマは、ダイエットのための水分補給のポイントです。
Contents 目次
今回のお悩み
仕事中、甘いものが欲しくなってカフェラテや果物のジュースをよく飲んでいます。
気づかないうちに飲み過ぎすることがあり、糖分のとり過ぎも気になるのですが…。
ダイエットのためには、どんな飲みものを選べばいいのでしょうか?
甘い飲みものは「お楽しみ」にする
こんにちは。ダイエットトレーナーの小山圭介です。
ダイエットのために食事のカロリーや栄養バランスに気をつけていても、「飲みもの」の種類や量をあまり意識していない人もいるのではないでしょうか。
水分補給のメインに糖分の多いドリンクを飲み続けていれば、その分、エネルギーをとり過ぎてしまいます。
また、甘いドリンクを毎日よく飲んでいる人は、なかなかやめられないことがあるのです。
液体に溶けている糖分は体に吸収されやすく、たくさん飲めば血糖値を急上昇させます。
すると、インスリンがたくさん出て血糖値を下げ、また糖分が欲しくなるという連鎖につながるのです。
日々の水分補給で、どのような飲みものをよく選んでいるか振り返ってみましょう。
「仕事中、甘いカフェラテを飲むとホッとする」
「疲れたとき、ジュースを飲むとリフレッシュできる」
など、甘い飲みものを欲することもあると思います。
完全に制限するのではなく、1日1杯程度を目安にして、飲み過ぎに気をつけましょう。
水分補給のメインの飲みものは「水」を選ぶ
ダイエットや健康のためには、こまめな水分補給が大切だと聞いたことがあるのではないでしょうか。体内の水分が不足すると、血液やリンパの流れ、老廃物の排泄が滞って、代謝にも影響します。
水分補給のメインの飲みものは、「水」がおすすめです。
ノンカロリーのお茶をよく飲んでいる人もいますが、水のほうが体により吸収されやすいです。お茶にはダイエットや健康によい成分を含むものもありますので、上手に利用しましょう。
水分補給のポイントは、1日約1.5Lを目安にし、1回にコップ1杯程度(200~250ml)をこまめに飲むことです。
冷たい水を飲み過ぎると体を冷やしてしまうので、常温の水を選びましょう。
「入浴後」や「起床後」など、汗をかいたあとや「就寝前」やおなじく「起床後」は意識的に水分補給する習慣をつけるといいですね。
また、ダイエットや健康のために、ランニングなどスポーツをしている人もいるのではないでしょうか。
激しい運動をして汗をたくさんかくと体から電解質(ナトリウム、カリウムなど)が失われるので、お水の摂取とともに、少量の冷たいスポーツ飲料なども合わせながら、体調不良や脱水を防ぎましょう。
代謝のいい体づくりのために、水分補給の仕方を見直してみてください。
取材・文/掛川ゆり