3歳のころからバレエを続けてきた城山珂奈見さん。ダイエットに悩む女性の皆さんに伝えたいとバレエの動きがベースにあるメソッド『プリエボディ』エクササイズを考え、昨年、『姿勢を直すだけで全身が「上がる」プリボディ エクササイズ』(株式会社ユサブル)を出版と同時に、東京・広尾にスタジオをオープン。
現在はレッスンをはじめとし、インストラクターの育成、ボディメイク講師として活躍中。
また、現在第4子を妊娠中。子どもを産んでもキレイで健康的な体づくりをテーマに、産後のボディメイクの指導も行われています。
今回は今の時期にぴったり、お正月太り解消! がテーマ。リバウンドせず、ムリなく健康的に美しくなるための秘訣を教えてもらいましょう。
Contents 目次
これでお正月太りは解消!最強の5ルール!
こんにちは! バレリーナのような体をつくるボディメイク講師の城山珂奈見(かなみ)です。今回は「お正月太り解消」がテーマ。乱れてしまった生活習慣や食生活を上手にリセットし、去年以上にキレイになる方法をお伝えしていきます。
ぜひ、年始に、キレイの習慣をスタートさせてみてくださいね!
(1)生活リズムを戻す
年末年始、夜はゆっくりテレビを見たり、くつろいだり、お酒を飲んだり。
朝は仕事や学校を気にせずにゆっくり寝て…。心身ともにリラックスできるのが長期のお休みの醍醐味ですよね。
ただ、だらだらとしたラクな生活はあっという間にクセになってしまうのが、困ってしまうところ。なかなか朝早く起きる生活に戻れなかったり、なんとなく夜更かししてしまったり。食事の時間も前後しやすくなってしまったりします。
こうした不規則な起床就寝時間や食事の時間、それらの積み重ねによる心身へのストレスは、じつはダイエットには大敵。
「食べ過ぎちゃった!」「体重が!!」と焦るよりも、まずは、いかにサッと生活リズムを日常に戻していくか、に意識を持って行ってあげましょう。じつはそれが、すんなりお正月太りを解消していく近道なのです。
(2)食事の時間、量を戻す
(1)の次に手を入れるべきは、食事の習慣を戻していくこと。
というのも、生活リズムが乱れたり、規則的な生活をしない期間というのは、だらだらと間食の習慣がつきやすい時期でもあるのです。
起床時間や活動時間が戻っても、口寂しさが残ってしまって、なんとなく間食の量や回数が増えている、ということも。
食事量が増えている場合、それをそのまま日常の習慣にしてしまうのではなく、意識して「ほんのちょっとだけ少なく」を心がけていくと、少しずつ適量に戻っていくはずです。
(3)食事の内容を見直す
じつはお正月の食べものは保存がしやすいように、甘い味、濃い味のものが多いです。また、お餅などの炭水化物、糖質もたっぷりとる機会がありますね。
舌というのは不思議なもので、濃い味をとり始めると、それがおいしいと感じ、薄い味つけが物足りなくなるようになります。
まずは、お正月明け、なるべく薄味の和食、ホッとするダシ汁や素材の味に近いもので「おいしい」と感じる機会を作って、甘くて濃い味に慣れてきた舌をリセットしてあげましょう。
(4)適度な運動やストレッチを始める
お正月のお休み明けが、じつは一番生活習慣を変えやすい時期!
新年の目標として、新しいことをスタートする気力にもあふれる今が、続けられる適度な運動やストレッチを始めるのにぴったりです。
できれば、週に2回ほどウォーキングや、テレビを見ながらの軽いエクササイズ、お家でできる、ながら筋トレなどにチャレンジできるといいですね。
ストレッチでどんどんやせていく、ということはありませんが、それでも、夜の睡眠の質が上がったり、血の巡りがよくなったり、代謝が上がったり、と体によいことには変わりありません。
続けられそうなことから、始めてみましょう。
(5)夜は寝る
生活習慣を見直す、の内容とも重複しますが、特に夜の睡眠は大切です。
睡眠不足はホルモンバランスを崩し、食欲のコントロールを難しくしてしまうことがあります。私の行っている3か月で集中的に体を変えていくプログラムでも、まず最初に睡眠時間の確保を心がけてもらっています。すると、不思議と今まで「ガマンしなきゃ!」と必死になっていた食事制限が、すんなり衝動がおさまってくれるようになったりします。
また、ホルモンバランスの問題だけでなく、夕食の時間から起きている時間が長くなるほど、夜中にお腹が空いてきてしまうのは当然のこと。小腹が空いたな〜と感じてしまう前に、早めに就寝してしまうのが一番です。
以上が5つのルール。
どれも読んでみると当たり前に感じることかもしれませんが、ひとつずつ、心がけてもらうことで、ムリなく1〜2か月ほどで、スルッと元の生活と体型に戻っていけるはずです。
ぜひ、年明けのタイミングで気合いを入れて、キレイになる習慣を身につけてみてくださいね!