東京・銀座5丁目中央通り沿いにある、『ファンケル 銀座スクエア』。ここの7Fにある「ファンケル ヘルスハウス~パーソナルカウンセリング~」では「体バランス測定」のほかに「糖化測定」などさまざまな健康チェックができます。 (「体バランス測定」については、『くびれ度、骨密度、血管状態も1000円でまるわかり! 「ファンケル 銀座スクエア」は行かなきゃ損!』の記事をチェック!)
Contents 目次
老化の原因となる「糖化」っていったい何?
食事で摂取した糖質が消費されず余ってしまうと、私たちの体を構成する大切な成分 “たんぱく質”と結びつき、やがて“AGEs(エイジス・最終糖化生成物)”と呼ばれる物質に変わってしまいます。これが糖化と呼ばれる現象です。この“AGEs”が体内に蓄積されると、肌・血管・骨などを老化させ、さまざまな病気を引き起こすことがわかっています。“AGEs”が皮膚に増えればくすみやシワなどの肌老化、骨に溜まれば骨粗しょう症、脳に溜まればアルツハイマーにも……!? そのほか、動脈硬化、白内障のリスクが高まるというから、糖化は無視できません。
でも、自分の体がどこまで糖化の影響を受けているか、わからないですよね?
『ファンケル 銀座スクエア』なら、日本でも受けられる施設が少ない糖化測定ができちゃうんです。
しかもたった1000円で!(当日、ファンケル会員に登録すれば500円になります)
現在の糖化年齢を測定! 結果は、糖質制限をしているのに……実年齢よりも高い50代!
3回に分けて測定器に日焼けの影響を受けにくい腕の内側を密着させ、特殊な光を当てることで蓄積した糖化年齢をチェックします。筆者の気になる診断結果は……なんと実年齢よりも高く50歳という結果が……!
お菓子などの甘いものはあまり食べないし、夕食は炭水化物を控える糖質制限をしていたのに、これはショックな結果です。
緑は「健康ゾーン」、黄色は「注意ゾーン」、オレンジは「リスク上昇ゾーン」、「ピンクは「危険リスクゾーン」。筆者は黄色の「注意ゾーン」でやや高め。
「危険リスクゾーン」に入ると病気のリスクが高まるそうで、今のまま上がり続けた場合、「危険リスクゾーン」に入るのが77歳と計算できるそうです。
糖化年齢が高ければ、アルツハイマー、動脈硬化、皮膚の老化などのリスクも高まると考えられているのだとか。糖化をなんとかしたい! けれど、健康カウンセラーの宮田さんから驚きの事実が……。
「残念ながら“AGEs”は、一度できると体内で分解することが難しく、どんどん蓄積されてしまいます。ですから、これ以上糖化させないよう食事や生活習慣を見直すことが大切です」
その方法、知りたいです……!
今日から始めたい糖化対策とは?
「糖質は脳のエネルギー源になる大切なもので、適度に摂取していただきたいのですが、AGEsの蓄積スピードをゆるめるためにも、糖質を摂り過ぎない、摂取した糖質は消費させる生活を心掛けてくださいね。
Hさん(筆者)は、欠食(食事を抜いてしまうこと)、早食い、満腹まで食べる傾向があるようですね。このような食習慣は血糖値を急激に上げ、糖化を進ませる原因になるので注意しましょう」と健康カウンセラーの宮田さん。
加えて下記のアドバイスもありました。
- 糖化を促す食品(ジャンクフード、アルコール、お菓子、揚げ物など)は控えること
- 「GI値(血糖値の上昇スピードを数値化したもの)」が低い食品を選ぶこと
- 血糖値の急上昇を防ぐため、食事は食物繊維→たんぱく質→炭水化物の順で摂り、ゆっくりよくかんで食べること
- 食後に20~30分程度、軽い運動を行い、血糖値の急上昇を避けること
- 酸化が進むと同時に糖化も進むので、抗酸化作用のある食材を摂ること
(5)の糖化と関係のある酸化については、抗酸化作用があるとされる栄養素が摂れるサプリメントのアドバイスもありました。測定からカウンセリングまでは約45分とたっぷり。アンチエイジングの意識が確実に高まる「糖化測定」、今後の健康喚起のためにもチャレンジしてみては?
他のフロアで脳年齢までチェックできますよ!
『ファンケル 銀座スクエア』の8F、『ファンケル 予防医療ミュージアム』にある『大人の体力測定コーナー』も注目のひとつ。柔軟性から脳年齢まで無料でセルフチェックできますよ(こちらは11:00~19:00。予約不要)。
■ファンケル 銀座スクエア 7F ファンケルヘルスハウス~パーソナルカウンセリング~
住所:東京都中央区銀座5丁目8−16 7F
ご予約・お問い合わせ:03-5537-2682(要予約)
営業時間:11:00~20:00
文/平川恵