肥満治療の医師である土田隆先生の高野豆腐ダイエット。前回は粉豆腐を用い、ダイエット効果を高めた「即やせパウダー」をご紹介しました。高野豆腐や粉豆腐は煮もの以外にも、主食や主菜、デザートまでさまざまなレシピに活用することができます。今回は土田医師の著書『たった2週間で内臓脂肪が落ちる高野豆腐ダイエット』から、高野豆腐のレシピをご紹介していきます。
Contents 目次
「即やせパウダー」で枝豆まぜごはん
「即やせパウダー」をごはんに混ぜてかさ増し
「枝豆まぜごはん」
【材料(2人分)】
即やせパウダー・・・大さじこんもり4 (大さじ1=15ml)
枝豆(冷凍)・・・100g
塩こんぶ・・・ひとつまみ
水・・・大さじ4
ごはん・・・100g
*即やせパウダーの作り方はこちら
【作り方】
1 枝豆は解凍し、さやからはずしておく。
塩こんぶの長いものは、はさみなどできざんでおく。
2 即やせパウダーと水を耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで1分30秒加熱し、ごはんと1を入れてざっくりと混ぜる。
枝豆のオルニチンには美容効果もあります。
アンチエイジング作用を持つといわれる「成長ホルモン」。枝豆には、その分泌を促すオルニチンが含まれています。
ダイエットにも美肌にも良いロールキャベツを作ろう
キャベツのビタミンCで 美肌づくりにも効果的
「お肌ツヤツヤ・ロールキャベツ」
【材料(2人分)】
キャベツ・・・大4枚
玉ねぎ・・・1/2個
A{合いびき肉・・・80g 即やせパウダー・・・大さじこんもり6 塩・こしょう・・・各少々}
バター・・・10g
白ワイン・・・大さじ2
水・・・1と1/2カップ
塩・こしょう・・・各少々
しょうゆ・・・小さじ1
*即やせパウダーの作り方はこちら
【作り方】
1 キャベツを耐熱容器にのせてラップをふんわりとかけ、電子レンジで3~4分加熱し、全体をしんなりとさせる。
2 玉ねぎはみじん切りにしてボウルに入れ、Aと混ぜ合わせてタネを作る。 4等分にしてキャベツで巻き、巻き終わりを楊枝で留める。
3 熱した鍋にバターを入れ、少し溶けてきたら2を入れて両面を焼き、焼き色がついたら白ワインと水を入れてひと煮立ちさせ、フタをして中火弱で10分煮込む。フタを開けて水分が1/2カップ程度になるまでそのまま煮る。塩・こしょう、しょうゆを加えて味をととのえる。
キャベツに豊富なビタミン類。とくにビタミンCはコラーゲンの生成に関わる栄養素です。水に溶けやすいためスープもしっかり飲みましょう。
粉豆腐で作る低糖質ティラミス
スポンジケーキの代わりに粉豆腐を使用した「ティラミス」
【材料】(作りやすい分量)
粉豆腐・・・60g
水・・・3/4カップ
インスタントコーヒー・・・大さじ2
ラカント(液体タイプ) .・・・80g
生クリーム・・・1/2カップ
マスカルポーネチーズ・・・100g
卵黄・・・1個
ココアパウダー・・・適量
【作り方】
1 粉豆腐と水半量を耐熱容器に入れて混ぜ、ラップをかけて電子レンジで3分加熱。残りの水とインスタントコーヒー、ラカント半量を入れてよく混ぜてなじませ、冷蔵庫で冷やして熱を除く。
2 ボウルに生クリームを入れ、ホイッパーで混ぜ、角がおじぎする程度まで泡だてる。
3 別ボウルでマスカルポーネチーズと残りのラカント、卵黄をよく混ぜ合わせて、ホイップした2の生クリームを2回に分けて入れ、なじませる。
4 容器(約20×14×4cmサイズを使用) に1→3→1→3の順に重ねて冷蔵庫で冷やしてなじませる(急いでいるときは冷凍庫で冷やしてOK)。最後にココアパウダーを上からふって完成。
ダイエット中でも安心して食べられるデザート。
食べたいけれど躊躇してしまうスイーツも、低糖質で栄養バランスにすぐれた粉豆腐を上手に使えば、安心して食べられます。
粉豆腐を使用した即やせパウダーは、どんな料理にも、どんな食材に合わせられて、しかもおいしい!
それが毎日続けられる理由です。ぜひ毎日のメニューに取り入れましょう。
参考書籍
土田 隆著『たった2週間で内臓脂肪が落ちる高野豆腐ダイエット』(アスコム)
文/庄司真紀