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「トマト」で脂肪を減らす!やせ力アップ5つの成分

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トマト

トマトの成分というと、強い抗酸化作用のあるリコピンが有名ですが、京都大学などの研究グループによって「脂肪を燃やす成分」が含まれていることが発見されています。これは、13-oxo-ODAというトマトに含まれるリノール酸(不飽和脂肪酸)の一種で、京都大学大学院の河田照雄教授によると「この成分は、脂肪燃焼のスイッチをオンにする働きがあると考えられる」とか。マウス実験でも有効性が明らかになり、トマトジュースに多く含まれていることもわかっています。

とり方としては、いつもの食事にトマトジュースをプラスすること。
「トマトやトマトジュースだけでは、体に必要な三大栄養素がまかないきれず、健康的にやせることはできません。主食、主菜などを適量にとることを前提に、トマトジュースなどを上手に利用していきましょう」(管理栄養士・大越郷子先生)
また、トマトには脂肪燃焼成分のほかにも、ダイエットやキレイをサポートする成分がいっぱい。どんどん活用して美ボディを目指しましょう!

Contents 目次

【1】 脂肪燃焼を促進する『13-oxo-ODA』

脂肪燃焼を促進するトマトの成分。京大の河田教授によると「トマトジュースに多く、製造時の加熱で成分が増えるのではないか」と言われています。

【2】 満腹感がアップして便通がよくなる『食物繊維』

ジュースよりも野菜のトマトに多いのが食物繊維。「トマトを皮ごと、または皮に近い部分を食べることで食物繊維が補えます。食物繊維は、満腹感を得られるほか便通を促す効果も期待できます」(大越先生)

【3】 コラーゲンの生成を助け美肌に導く『ビタミンC』

トマトに豊富なビタミン。「細胞の粘着剤になるコラーゲンの合成に必要な栄養素でハリのある肌をサポート。シミのもとになるメラニン色素の生成を抑える働きもあります」

【4】 エイジン効果大の強い抗酸化作用『リコピン』

トマトの代表的な成分がコレ。「リコピンは、βカロテン以上の抗酸化作用があり、老化の予防だけでなく、紫外線から肌を保護する働きもあります。未熟なものよりも完熟トマトに多い成分です」

【5】 脂質やたんぱく質の代謝を助ける『ビタミンB6』


ビタミンB6は、魚などに多いですが、トマトにも含まれます。「たんぱく質が体内で再合成されるときに働く栄養素。脂質の代謝もよくするので、たんぱく質や脂質の多い食事が好きな人は特に必要」

監修/大越郷子、取材・文/オフィス・エール、撮影/布川航太

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