ダイエットや美肌のために小麦の摂取量を減らす、グルテンフリーダイエットを日常的にとり入れる人が増えてきました。小麦といえば、思いつくのがパスタですが、グルテンフリーのパスタもさまざまな種類のものが登場しています。
今回はカルディで見つけたイタリア生まれのとうもろこしを原料にしたパスタと、国産の玄米をもとにしたパスタを試してみました。
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イタリア生まれのとうもろこしを使ったパスタ
ひとつ目は、イタリア生まれの『Si グルテンフリー スパゲッティ』。
とうもろこし粉と米粉から作られた小麦不使用のパスタです。
見たところ、とうもろこしが入っているためか黄色味があります。
標準ゆで時間は8分となっていますが、8分ゆでた時点では、芯があり固めだったので、10分くらいにゆで時間を延ばしてみました。
ゆで上がりは少し太めになり、コシがありちょうどよいゆで上がりでした。パスタだけで味見してみると、小麦のパスタとはまるで違うものという印象!
特にとうもろこしの味がするわけではないのですが、炭水化物のおいしさが感じられます。噛んでいくと、かすかにお米の味わいもあります。
モチっとした歯ごたえは小麦のパスタ以上にあり、その食感が麺のうまみを引き出すようです。
パスタソースとからめると、ほとんどパスタと変わらず、どんなソースや具材でも合いそうです。
国産の玄米を使ったパスタ
ふたつ目のグルテンフリーパスタは、小林製麺の玄米でつくったフェットチーネです。『グルテンフリーヌードル フェトチーネ(ブラウンライス)』は、グルテンと27品目のアレルギー物質を使用していません。
お米は岐阜県産、あるいは愛知県産を使用しています。白っぽい平麺パスタで、ひと袋128gでおおよそ一人前。ゆで時間は3〜4分程度で、ゆで時間の短いパスタです。
玄米を加工したパスタですが、ゆで上がりに食べてみると、玄米というよりも、ちょうど全粒粉のパンのような味がしました。全粒粉のパスタもありますが、それよりも穀物の甘さを感じ食べやすいです。
コシもあり、食感もパスタとして何ら変わりがなく、こちらもソースと和えると味わいも普通のものと変わりません。
玄米の栄養も一緒にとれて、ダイエットにも最適なパスタ。また玄米は低GI食品なので、玄米パスタも食後の血糖値が上がりにくいといえそうです。
グルテンフリーパスタは数年前のものに比べて、格段においしくなっているかと思います。きちんと穀物を主原料にしているので、その後お腹がすきやすいということもなく、腹持ちもいい気がしました。
Si グルテンフリー スパゲッティ 454g 398円(税込)
グルテンフリーヌードル フェトチーネ(ブラウンライス) 128g 199円(税込)
文・写真/庄司真紀