ダイエット中におやつ断ちしたり、極端に量を減らしたり・・・。「お菓子は太るからガマン!」と思っている人、いませんか?
実はこれ、大きな間違い。
ガマンするほど「食べたい!」という欲求が高まり、その結果、逆にドカ食いに走ってしまうことも多いのです。
上手に付き合えば、実はダイエットの味方にもなるおやつ。
食べるタイミングや量を知って、賢くやせボディへ!
Contents 目次
【1】実は“3時のおやつは”理想のタイミング!!
太りにくい時間帯がある!
体内には、糖質を脂肪に変えるたんぱく質BMAL1が存在し、このBMAL1は、午後2 時から4時ごろに少なくなります。「ですから、甘いものは3時ごろに食べると太りにくくなるのです。昔からいわれる“3時のおやつ”は、理にかなっているんです」(伊達先生)
【2】おやつは食事の10%と考えて調整してみよう!
回数や量を工夫して食べてみよう
「おやつの目安量は、食事全体の10%までにしましょう。例えば、総摂取カロリーが1日1800kcalなら180kcalということ。一度にがっつり食べたいなら、3日に1度にすれば、総摂取カロリー(3日分)が5400kcalになるので、540kcalのおやつを食べられます。食べたい量と頻度で上手に調整を」
【3】おやつを惰性で食べない
体が必要としているサインを見極めて
おやつも食事も食べたいときにおいしいものを食べるのが鉄則。「低カロリーだから、もらいものだからと、おいしくないものやおなかが空いていないのに食べていたら、それはムダなカロリー。食べる前に、本当に食べたいのか自分に問いかけてみて。必要ないなら食べない道を選ぶこと」
【4】おやつを食べ過ぎても次の食事を抜かない
燃やす栄養素をとらなきゃダメ
「食事からとる栄養素には、ビタミンやミネラルなど、糖質や脂質を“燃やす栄養素”が含まれています。そのため、糖質や脂質がメインのおやつだけを食べて食事を抜くと、燃やす栄養素がないため、太る一方に。おやつを食べ過ぎたからと、カロリーの帳尻を合わせるために食事を抜くのはやめて」
監修/伊達友美、取材・文/熊谷理子、渡辺律子<オフィス・エール>、イラスト/リーカオ