植物中心の食生活をしていた農耕民族をルーツにもつのがA型。
「そのためA型は、穀物などの炭水化物を分解する酵素が多く、植物から栄養を体にとり込む能力が高め。毎食、ご飯などの炭水化物や野菜や果物をしっかりとるのがおすすめ。A型は胃酸が少めなので、胃酸の分泌を促す食物繊維が多いものもこまめにとりましょう。ただ、小麦食品はA型を太りやすくするのでとり過ぎに注意。A型は、乳製品にも耐性がない場合が多いので、とるなら消化しやすいヨーグルトなどの発酵乳製品を。また、A型は、肉を分解する酵素も少なく、脂肪としてためこみやすいので、肉は控えめに。たんぱく質は、豆類や魚からとるのがおすすめです。玄米に野菜、みそ汁、納豆や豆腐などといった伝統的な和食が、A型にはぴったりです」
そんなA型をやせ体質に導く5大食材を紹介。ほかに、エクストラバージンオリーブオイル、たまねぎ、しょうが、にんにく、緑茶も◎。
Contents 目次
【1】ほうれんそうなど濃い緑色の葉野菜やにんじん、かぼちゃなど
濃い緑色の野菜は、ビタミンやミネラル、胃酸の分泌を促す食物繊維も豊富。ほかには、にんじんやたまねぎ、かぼちゃなどもおすすめ。
【2】豆腐、みそ、納豆などの大豆製品
植物から栄養を取り込む能力が高いA型にとって大豆製品はおすすめのたんぱく質源。血糖値の上昇を緩やかにする効果もあります。
【3】くるみやピーナッツなどのナッツ類
ナッツ類もA型向きの良質のたんぱく質源。特にくるみは、オメガ3脂肪酸を含み、やせ体質づくりをサポート。血糖値の安定作用も。
【4】サーモン、さば、いわしなど脂ののった魚
サーモン、さば、いわしなどには、EPAやDHAなどオメガ3脂肪酸が豊富。脂肪として体にたまりにくく、代謝を活発にします。
【5】いちご、ブルーベリー、さくらんぼなどのベリー類
いちごなどのベリー類は、抗酸化作用の高いポリフェノールや、食物繊維、ビタミンC、Eなど、美容と健康によい栄養がたっぷり。
野菜と魚を使用した、A型最強やせメニューはコチラ
監修/エリカ・アンギャル、取材・文/和田美穂、撮影/小澤晶子