高カロリーなイメージで、ダイエット中は敬遠しがちだったバニラアイス。意外にもダイエット中のおやつとして優秀なことが判明し、2014年のブームになるかも!?
「バニラアイスは甘くてこってりしていますが、意外とほかのスイーツよりも糖質が少ないのが特徴。また、バニラアイスの原料である牛乳には、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているため、栄養素が足りないことで起こる空腹感を防ぐ効果もあります」(沖縄徳洲会こくらクリニック・渡辺信幸先生)
さらにバニラアイスには、ほかにもうれしいやせ効果が!
「バニラアイスに豊富な動物性たんぱく質は、消化・吸収のために多くのエネルギーを消費するため、食後の代謝が活発に。また、バニラの香りには食欲を抑える働きも期待できます」
Contents 目次
【やせパワー1】栄養バランスにすぐれ空腹が防げる
空腹は食べる量だけの問題ではなく、栄養が不足することでも起こります。バニラアイスには、たんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているため、空腹を防ぎます。
【やせパワー2】代謝を高める栄養素が豊富
バニラアイスに豊富な動物性たんぱく質は、消化・吸収のために多くのエネルギーを消費するため、食後の代謝が活発に。また、代謝アップに必要な栄養素をバランスよく補うことも可能!
【やせパワー3】ほかのおやつに比べて糖質が少ない
糖質のとり過ぎは体脂肪蓄積の原因に。バニラアイス1個80gの糖質量は約17.9g。同じ量の場合、大福は40.2g、練りようかんは約53.5gなので、和菓子よりも糖質が少なく、太りにくいのです。
【やせパワー4】バニラの香りで食べすぎを抑制
バニラの香り成分には、副交感神経の働きを優位にして食欲を抑える効果が期待できます。また、効率のよいエネルギー源である脂質が補え、満腹感が得られるので、少量でも満足!
これらの効果は乳脂肪分12%以上のバニラアイスによるもの。パッケージの表示と、下の効果UPテクをしっかり確認して、ダイエットにとり入れてみて。
バニラアイスダイエット 効果UPテク
1回量の目安は80~120mlまで
「1度に食べる量は80~120mlを目安に、2日に1回のペースを守って。1日3食とった上で、甘いものが欲しいときのおやつとして食べましょう。特に1日の中でも体温が高く、太りにくい15時に食べるのがオススメ」
温かい飲み物と一緒に食べる
「バニラアイスを食べることで一時的に体が冷え、それを温めようとしてエネルギーを消費。そのときに、温かい飲み物を一緒にとって代謝UPをサポート。ハーブティーなど、カロリーのない飲み物を選ぶのがポイント」
キレイやせ効果のあるちょい足し食材をプラス
アーモンド
アーモンドに豊富なビタミンEには強い抗酸化力や血行をよくする働きがあり、美肌効果が期待できます。バニラアイス1個につき、3粒を砕いてトッピングして。
ドライフルーツ
豊富な食物繊維が、バニラアイスの栄養バランス、満腹感をさらに高めてくれます。1回に大さじ1杯分をプラス。
塩麹
1回に小さじ1/2杯を目安に加えると、塩麹の塩みでバニラアイスがさらに濃厚な味わいに。豊富な乳酸菌で、腸内環境を整える効果も。
オリーブオイル
オリーブオイルが体を温めて脂肪を燃焼しやすい状態にするため、よぶんな脂肪を減らす効果が。1回に大さじ1杯分を目安に、かけ過ぎには注意!
監修/渡辺信幸、和田清香、取材・文/熊谷理子、渡辺律子<オフィス・エール>、撮影/中村淳