食事、お風呂、運動etc. どれもダイエットで重要なカギとなる生活習慣ですが、この前に何をするか、後に何をするかで、やせ効果が大きく変わることが判明!!
前?後?を知って、ダイエットの効率をアップ!
Contents 目次
【1】甘いものを食べるなら食事の前?後?
「間」がやせる!
食間に食べれば血糖値の急上昇を抑制!
「血糖値の急激な上昇が肥満につながるというのは、知っている人も多いはず。一度の食事で大量に糖質をとると、体が糖を脂肪としてため込もうとするんです。食事+甘いデザートこそ、これを招く典型的なコース。やせたいなら、一回の食事で上がる血糖値を低く抑えるのが基本。どうしても甘いものが食べたいなら、食事と食事の間にしましょう」
【2】ダイエット中なら夕食はお風呂の前?後?
「後」がやせる!
入浴で消化管の活動が抑えられる!
「お風呂で湯船につかると、全身に血液がめぐってポカポカになりますよね。本来、食事のときは胃腸などの消化管に血液を集中させて消化活動を行うので、血流が分散していると、消化管の活動が抑えられます。また、水圧で胃も圧迫されるので、食欲がダウン。つまり、入浴の後に食事をとるのが、食事量を減らすにはベターなんですよ」
【3】水分をとるならお風呂の前?後?
「後」がやせる!
汗で失われた水分を補って体のめぐりをアップ!
「日中、普通に水分をとっているなら、入浴前にわざわざとる必要はなし! 入浴後、一時的に体重が減るのは、水分が失われただけで脂肪が減ったわけではありません。発汗量は、入浴中よりもお風呂から出た後の方が重要なので、失われた水分をすばやく補うことが重要。体内の水分が入れ替わってめぐりがよくなると、代謝がアップします」
【4】食欲をセーブするなら歯磨きは食事の前?後?
「前」がやせる!
歯磨きで一時的に味覚障害の状態をつくると食欲ダウン!
歯磨きの後は一時的に下が味覚症状を起こしている状態。食事がまずく感じるし、食欲そのものが起きにくくなります。さらに、歯磨き粉や水が口の中に入って口を動かした感覚を、脳が食事したと捉える“擬似食事”状態もつくられるので、満腹中枢が刺激されて、食べすぎをセーブできるんです」(土田先生)
監修/土田隆(よこはま土田メディカルクリニック)、取材・文/田所佐月