「ダイエット中なのに、つい食べちゃう」「忙しくて食事時間が不規則」。働き女子にはそんな悩みがつきもの。忙しく働きながら美も保つモデルのAYUMIさんと、ヨガ・インストラクターの京乃ともみさんに、簡単にできる食事法やながら美容について教えていただきました。
Contents 目次
ゆるっとがいい、AYUMIさんのキレイを作る食事法
小学生のお子さんがいるママモデルのAYUMIさん。食事を生(Raw)で食べる食事法であるローフードを学び、ローフードマイスターの資格を取得。生活にも取り入れているそう。AYUMIさんのナチュラルな美しさを保つ秘訣である、ガンバりすぎない毎日の食事についてお話を伺いました。
ガンバりすぎない“ゆるっと”ローフード
「朝は消化吸収をスムーズにするために、カットしたフルーツを食べたりスムージーを飲んだりしてローフードをとり入れています。生のくだものや野菜で酵素を補わないと、体が冷えたり不調になったりするんです。朝以外も、少しずつローフードをとるようにしています。雑穀をサラダに混ぜたり、スープに入れたり。豚しゃぶも山盛りの大根おろしで食べるんですよ(笑)」(AYUMIさん)
家族の健康を考えてローフードをとりたいけれど、忙しい日は手間をかけられない。いろいろ試した結果、現在の“ゆるっと“スタイルに落ち着いたのだそう。
「調理法もシンプルに、切るだけ、混ぜるだけ。調味料もしょうゆ麹と塩だけです」(AYUMIさん)
健康や美容の維持に欠かせない酵素
「酵素は、元気でイキイキした体を作るのに欠かせません」(AYUMIさん)
以前、旅行でローフード生活から離れたとたんに体調を崩してしまったというAYUMIさん。健康とキレイの維持には、酵素が重要と実感されたそうです。
家には、手軽に体にいいものがとり入れられるようなドリンクや雑穀を常備しているのだそう。今回は、その中からAYUMIさんおすすめの3つのお料理をご紹介します。
時間がなくても簡単!ローフード実践レシピ
<雑穀甘酒>
茶碗で軽く2杯程度の雑穀米をおかゆにし、麹150g、水150mlを加えたら、48℃で8時間ほど発酵させます。そのまま食べたり、ヨーグルトや紅茶に混ぜてみて。
<雑穀入りサラダ>
キアヌなどお好みの雑穀を時間のあるときに作り置き。それをサラダにのせたり混ぜるだけの簡単メニュー。しょうゆ麹をかけて召し上がれ。
<酵素シロップ>
梅:季節の果物(ブルーベリー、びわ、プラムなど):砂糖=8:2:11の材料を容器に入れ、1日1回素手でかき混ぜて、5~7日ほど発酵させます。かき氷のシロップとして使ったり、水で薄めてジュース代わりにしたりいろいろな使い方ができます。
夫婦の晩酌には「夜遅いごはんでも」
「たまに主人と晩酌しつつ、いつもより遅い時間までゆっくりと食事を楽しむのですが、そんなときは『夜遅いごはんでも』があるといいですね。翌朝お腹がすっきりします。外食のときにはガマンしないで好きなものを食べたいので、このサプリメントがあると心強いです」(AYUMIさん)
「活きている酵素」がたっぷりの『夜遅いごはんでも』は、1回分が小分けになっているので、持ち運びにもとっても便利。
「旅行に持って行けばよかったな、って思います。外だと食事も乱れがちだし、酵素もとりにくいので、『夜遅いごはんでも』で活きている酵素がとれれば安心ですね」とおっしゃるAYUMIさん。毎日酵素をとっていると思えば、食べすぎてもそれほど気にならないそう。
いつでもどこでもすぐできる!簡単ながらエクサ
さまざまな企業で出張ヨガ教室を行っているヨガ・インストラクターの京乃ともみさん。忙しくて運動をする時間がない人たちに、どこでもできる簡単なヨガポーズなどの指導を行っています。京乃さんご自身が美を保つためのポイントや、簡単にできる「ながらエクサ」についてお聞きしました。
食事と姿勢を注意してみて
「食事は、季節の食材を使うこと、彩りをよくすること、冷たいものは飲まないことに気をつけています。体のことで特に気をつけたいのは姿勢ですね。せっかく1時間ヨガをしても、23時間体に悪い状態では元に戻ってしまいます。立ったり座ったりしているときの姿勢に気をつけて、歩くときもしっかり姿勢を正して気を抜かない。それは常に意識したいですね」(京乃さん)
夜更かしはしない!7時間睡眠と朝のヨガで体をリセット
「なるべく7時間は寝るようにしています。しっかり寝ると水分が代謝してむくみにくいんです。前日の疲れや食べ過ぎは、朝30分のヨガで元の状態にリセットします」(京乃さん)
しっかり睡眠と毎朝のヨガで体をケアするのが京乃さんのキレイのポイントなんですね!
続いては、京乃さんおすすめの簡単ながらエクサを教えていただきます。
ながらでOK!簡単ヨガエクササイズ
<三日月のポーズ>
むくみ対策になるので寝る前に試してみて。
<1>イスに座って背すじを伸ばす。両腕を上に伸ばして、手のひらを合わせる。
<2>右わきを開くように上体を左側に倒す。ゆっくり3呼吸キープ。
肩が前に落ちないように注意。反対側も同様に行います。
<合掌のポーズ>
胃腸の活性化に効果的なので、朝にぴったり。
<1>イスに座って背すじを伸ばし、両足をそろえる。胸の前で手のひらを合わせる。
<2>息を吐きながら右から左へ上体をねじり上を向く。
3呼吸分キープ。反対側も同様に行います。
<押し出しのポーズ>
便秘が気になる方にもおすすめのポーズ。
<1>イスに座って足を腰幅に開く。こぶしをお腹のヘソ下の左右に当てる。
<2>口から息をハァ〜と吐きながらゆっくりと上体を倒しきる。
3呼吸分キープします。
食事や睡眠のコントロールが難しい日は「夜遅いごはんでも 眠ってる間に」が味方に
「食事は、自分でコントロールできる日もあればできない日もあるけど、ガマンしてストレスにならないように、食べちゃう(笑)」(京乃さん)
じつはこの取材のあと、海外旅行に「夜遅いごはんでも 眠ってる間に」を持っていかれたそう。
「『夜遅いごはんでも 眠ってる間に』のおかげで海外旅行でも罪悪感なく、ガマンせずにおいしい時間を過ごせました。また、長時間のフライトで、食べても動けない状況だったのにむくまなかったことと、寝る前に飲むことで時差ボケ防止にも役立ちました!」(京乃さん)
キレイを保ちながらアクティブに過ごしたいときは、「夜遅いごはんでも 眠ってる間に」が、味方になってくれそうですね。
<プロフィール>
AYUMIさん
ファッションモデル。結婚を機にナチュラルなライフスタイルに目覚め、ローフードマイスターやスーパーフードマイスターの資格を取得。中学1年生の男の子と小学4年生の女の子のママ。新著「ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん」(主婦と生活社)が好評発売中。
京乃ともみさん
全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガインストラクター。企業で働く人向けに出張ヨガ教室を行う。マタニティ、シニア、アスリート、モデルなどにも幅広くレッスン。Momi(もみ)という愛称で親しまれている。
AYUMIさん:撮影/田辺エリ スタイリスト/安藤眞理 ヘア&メイク/吉岡美幸(池田事務所) 取材・文/倉林慈英
京乃ともみさん:撮影/山上忠 ヘア&メイク/市岡愛(ピースモンキー) 取材・文/倉林慈英