スムージーに続き、美容ドリンクとして日本でもすっかりおなじみとなったコールドプレスジュース。でも、「ただのジュースでしょ?」「ダイエットに役立つの?」そんなギモンをお持ちの方もいるのでは。コールドプレスジュースのダイエット活用法について管理栄養士の金丸絵里加先生にうかがいました。
Contents 目次
酵素やビタミン類など素材の栄養が丸ごととれる
そもそも、コールドプレスジュースとは、どんなジュースなのでしょうか?
「コールドプレスジュースとは、スロージューサーと呼ばれる低速回転式のジューサーを使い、材料を押しつぶすようにして搾ったフレッシュジュースのこと。水などは加えず、素材の持つ水分だけで作ります。高速ジューサーとは異なり、熱を加えずに作れるので、熱に弱い酵素やビタミン類などが壊されにくく、素材の栄養をそのまま摂取できるのが特徴です」(管理栄養士・金丸絵里加先生)
では、コールドプレスジュースとスムージーの違いとは?
「大きな違いは、かくはんの方法。スムージーはかくはん方法などにはあまりこだわらず、ミキサーやブレンダーなどで新鮮な野菜やフルーツをそのままかくはんしたドリンク。コールドプレスジュースは、かくはん方法にこだわって搾汁するので、繊維が少なく、胃腸の弱い人でも安心です」(金丸先生)
コールドプレスジュースのダイエット活用法3つ
ビタミン豊富なコールドプレスジュースは、美容にいいだけではなくダイエットにも活用できちゃいます。ダイエットに効果的なコールドプレスジュースの飲み方をレクチャー!
- プチ断食のアイテムに
酵素が壊れず、食物繊維が少ないので、酵素ジュースのかわりに一食置き換えダイエットなどのプチ断食アイテムとして使って。ダイエット中、小腹がすいたときの間食にもぴったり! - 筋トレや運動の後に
筋トレや運動をした後に飲めば、ミネラルやクエン酸、ビタミン、そして糖質が補給できるので、運動効率を高めたり、疲労がたまるのを防ぐ効果も。 - マッサージやエステの後に
リンパマッサージやオイルマッサージなどの後に飲むのもおすすめ。血行がよくなり、代謝が高まっているところにビタミンや酵素、抗酸化成分などを効率よく補給することができます。
美容&ダイエットにおすすめ! 簡単コールドプレスジュースレシピ
ショップで購入するコールドプレスジュースももちろんおいしいですが、ダイエットにとり入れるなら手作りしたいもの。コールドプレスジュースを作るときの2大ルールはこちら!
ルール1.旬で新鮮な果物や野菜を選ぶ。できれば無農薬や有機栽培の食材を。
ルール2.できたてをすぐ飲み、作り置きをしない。
美容&ダイエットに役立つコールドプレスジュースのレシピをご紹介します!
〜脂肪燃焼&代謝アップドリンク〜
材料(1人分)
小松菜:2株(40g)
パセリ:5g
キウイフルーツ:1/2個(60g)
バナナ:1/2本(50g)
トマト:1/4個(40g)
赤唐辛子(乾燥):1本
作り方
-
- 小松菜はざく切りに、パセリとトマトはひと口大に、キウイとバナナは皮をむいてひと口大に切る。
- すべての材料をジューサーに入れる。
(ジューサーがない場合は、ミキサーに入れてかくはんし、ガーゼで絞る)
〜美肌アップドリンク〜
材料(1人分)
トマト:1/2個(70g)
赤パプリカ:1/4個(30g)
グレープフルーツ:1/4個(50g)
しょうが:1かけ
作り方
- トマトと赤パプリカをざく切りに、グレープフルーツは皮をむいて実をざく切りにする。
- すべての材料をジューサーに入れる。
(ジューサーがない場合は、ミキサーに入れてかくはんし、ガーゼで絞る)
体の中からキレイになれるコールドプレスジュース。まだ飲んだことがないという人は、この機会にぜひチャレンジしてみて。