さつまいもがおいしい季節がやってきました。おいもは好きだけど、ダイエット中には食べたらダメだよね...と思っている方。実は意外と低カロリーなさつまいもは、とり入れ方次第でダイエットの味方になるんです。
とはいえ、さつまいも料理のレパートリーが増やせずに焼きいもばかり続いたり、もてあまし気味になってしまう現実も。ちょっとしたアイデアで、毎日食べても飽きない、さらにダイエットにもいいさつまいもメニューを、管理栄養士の安中千絵先生が教えてくださいました。
Contents 目次
主食からサラダ、スープまで、さつまいものメニューレパートリー
実は主食代わりからサラダ、スープ、デザートまで、幅広く味わえるさつまいも。ふだんのメニューにとり入れて、オリジナルレパートリーを増やしていきましょう。食事の中にさつまいもを取り入れて、主食を減らすのがポイントです。
さつまいもダイエット 1週間のレパートリー
1日目・サラダに加えて彩りアップ
2日目・トースト感覚で食べる
3日目・ご飯に混ぜて炊いてカロリーダウン
4日目・みそ汁などスープの具材に
5日目・マカロニの代わりにグラタンに
6日目・蒸しさつまいものほくほくコロッケ
7日目・さつまいもとりんごで簡単デザート
トースト風に食べれば、パンより低カロリー
いつものサラダに皮ごと蒸したり焼いたりしたさつまいもを加えると、彩りも美しく、ボリュームのある一品になります。ただし、このときはごはんやパンなど主食の量は控えめにするのがポイントです。
また、トースト風に食べるとパンより低カロリーで、栄養価も豊富なのでオススメ。1センチ程度の厚さに切ったさつまいもをトースターで焼き、バターやピーナッツバターなどをつけてパンの代わりに楽しみます。
さつまいもごはんは好きな人も多いのではないでしょうか。さつまいもごはんは、食べごたえがアップして、カロリーはごはんだけを食べるよりダウンします。食物繊維も豊富です。ごはんを炊くときに、ひと口大に切ったさつまいもを加えて炊くのがコツです。
飽きがきたらスープやみそ汁で。最後はデザートで楽しむ
4日目ともなると、そろそろ飽きてくる頃かもしれません。そんんなときは、みそ汁やスープにして手軽にさつまいもメニューと取り入れましょう。ひと口大に切ったさつまいもを、いつものみそ汁やスープに加えるだけ。味がまろやかになっておいしくいただけます。
意外かもしれませんが、グラタンのホワイトソースとさつまいもの相性は抜群。さつまいもをマカロニの代わりにすることで、満腹感も得られやすく、カロリーダウン効果もあります。これからの季節はシチューにしてもいいですね。
また、さつまいものコロッケは甘みが豊か。ポイントはゆでるとほくほく感が損なわれるので、蒸して使うこと。相性のいい鶏ひき肉を入れるのもオススメです。
最後はデザートとして、さつまいもメニューを楽しみましょう。さつまいもとりんごを、レーズンとスライスしたレモンと一緒に煮ると、簡単ヘルシーなデザートに。甘みを足したい場合は、冷まして食べるときにはちみつやメープルシロップを少しだけかけるのがオススメです。
いかがでしたか? さつまいもは一見、ダイエットに向かなそうに思えるますが、ポイントさえ抑えれば、味方にすることができるんですよ。これからおいしくなるさつまいもをレパートリーに加えてみませんか。