これからやってくる本格的な夏。暑くなるとどうしても食欲や体力が落ちてしまいがちですよね。キッチンで火を使って調理をしているとめまいが…なんてことも。夏バテには注意が必要です。また、美容面では汗や皮脂によるファンデーション崩れも気になりませんか?
そこで今回は、火を使わずにさっと作ってさっぱり食べられる、かつメイクを気にせず過ごすためのノーファンデ肌を同時に叶えるレシピをご紹介します。
Contents 目次
サバ缶やごま、夏野菜の栄養価×発酵調味料で暑さに負けないパワーがみなぎる!
「冷や汁」とは宮崎県の郷土料理として広く知られている、みそ仕立ての冷たい汁物料理です。元々は忙しい農家の食事として、簡単に調理でき手早く食べることが目的の料理だったそうですが、現在ではさっぱりと食べられる点や栄養価の高さから「夏バテ対策」「スタミナ料理」としても全国各地で親しまれています。
たんぱく質やビタミンB群が豊富なサバ。缶詰の汁にも栄養成分が溶け出しているのでまるごと活用し、美肌を促進するオメガ3系の良質な油もいただいちゃいましょう。
たっぷりと加えるごまに含まれるゴマリグナンは強い抗酸化力を備えており、美肌にとても効果的。カルシウムや鉄といったミネラルやエネルギー代謝に関わるビタミンB1なども多く含まれており、疲労回復にももってこいの食材です。また、ごまはしっかりと「する」ことが豊富な栄養素を体内に吸収するためのポイントになりますので押さえておきましょう。
さらに、夏野菜のきゅうりやトマトは体内の熱を鎮めてくれる効果がありますし、みょうがや青じその香り成分には食欲増進や消化を助ける役割を担ってくれます。
香ばしいみその香りや爽やかな食材たちが食欲をかき立て、美肌に効果的な栄養素もたっぷりな一品。とにかくパパッと作れるのも魅力。ぷるぷる素肌で夏バテ知らずの健康体を作りましょう!
「サバ缶とたっぷりすりごまの冷や汁」
[材料](4人分)
サバ缶(身をほぐす)…1缶(190g)
きゅうり(薄切り)…1本(100g)
みそ(同量の水で溶く)…大さじ2と1/2
豆板醤…2g
白炒りごま(する)…45g
絹豆腐(ひと口大)…2/3丁(200g)
A
・ミニトマト(へたをとり半分に切る)…4個(60g)
・みょうが(せん切り)…1本(25g)
・青じそ(せん切り)…4枚(2g)
塩…ひとつまみ
[作り方]
1.ボウルにきゅうりを入れ、塩をふるい、さっともみ込む。しんなりしたら水気を絞っておく。
2.アルミホイルにみそをのせ、トースターで3~4分焼く。
3.1のボウルにサバ缶、2のみそ、豆板醤、ごま、冷やしておいた水600mlを入れて混ぜ、豆腐を加える。
4.器に盛り、Aをトッピングして完成。
☆メモ☆
みそはほんの少し焦げ目がつくくらいが目安です。(280℃で約3分半。)トースターによって焼き時間が異なりますので、様子を見ながら調理してください。