イギリスの働く女性たちの間で最近人気のランチが「クスクス」や「オルゾ」といった小さいパスタを使った時短レシピ。簡単に作れてヘルシー、さらにたくさんの野菜と合わせやすい点などがウケている理由だそう。イギリスからの最新ヘルシーレポートです。
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安くて調理もラクなお手軽パスタ
パスタはカロリーや糖質が高いためダイエットの敵と思われがちですが、使い方しだいではダイエットの味方にもなり得るのです。
加えてクスクスやオルゾは野菜と相性がいいので、一緒にたくさんの野菜が摂れる点がイギリス女性に選ばれる理由のようです。さらにクスクスもオルゾも1㎏で約1ポンド(約134円)とお値段的にもリーズナブル!
世界最小のパスタ「クスクス」は料理の付け合せや煮込み料理にもよく使われますが、イギリスのOL の間ではクスクスのサラダ「タブレ」が人気。ボールに入れたクスクスに熱湯を注ぎフタをして蒸らすだけという調理の手軽さと、色々な具材と組み合わせられるのが人気の理由です。
具は赤黄パプリカ、ズッキーニ、玉ねぎ、トマト、ビーツ、キュウリ、パセリ、フェタチーズ、オリーブ、ツナ缶などお好みで。冷蔵庫にあるもの何でも入れてOK。蒸らしたクスクスをみじん切りにした具材と合わせ塩、こしょう、レモン汁、オリーブオイルで味付けすればできあがり!
味付けは上記以外にも、クスクスを戻すときにコンソメや自然塩を入れておく、戻してからトマトピューレやバジルペースト、粉チーズを加えるなどバリエーションが楽しめます。
米型パスタ「オルゾ」もパスタを調理後、たくさんの野菜を合わせる点はタブレと同じですが、こちらはお鍋で茹でます。
調理の一例を紹介すると、鍋に入れた紫玉ねぎとにんにくをオリーブオイルで炒め、オルゾを入れて適量の水を投入(ブイヨンを使えばより味わいがでます!)。オルゾがスープを吸ってアルデンテになったらツナ缶、チキン、アンティチョーク、パプリカ、ケール、オリーブ、ドライトマトなどお好みの具を混ぜ合わせて下さい。鍋ひとつでできるのも嬉しいですよね。ツルツルした食感がたまりません!
イギリスのOLはこれらのメニューを週末にまとめて作っておき、翌週のワーキングデイに毎日少しずつタッパーに入れてランチに持って行く人が多いよう。
お手軽にできて色彩豊かなミニパスタランチ、ぜひお試しください。
写真・文/ボッティング大田朋子、ホリ・コミュニケーション