タピオカドリンクが大好き! という人も多いと思いますが、ドリンクに入っているタピオカパールは、じつは自分で作れちゃうのです。そこで今回は、料理研究家の北山みどりさんに作り方を教えてもらいました。必要な材料も道具も少なくて、意外に簡単!? 作りたてはモチモチ感も格別です!
Contents 目次
料理研究家に教わる「手作りブラックタピオカ」
<材料>(4人分)
タピオカ粉 50g
砂糖 大さじ1
水(A) 大さじ1/2
水(B) 大さじ3
<作り方>
(1)小鍋に砂糖と水(A)を入れて中火にかける。香ばしい香りがしてカラメル色になってきたら、水(B)を2~3回に分けて加え、鍋をゆすって全体的に溶けたら火を止める。
※一度に水を入れるとカラメルがはねて、やけどをするおそれがありますので注意してください。
(2)ボウルにタピオカ粉を入れ、(1)が熱いうちに全体に回しかけ、ゴムベラなどで練る。
(3)粗熱がとれたら、手でこねてひとつにまとめる。まとまりが悪いときは、少量のぬるま湯を加えるとまとまりやすくなる。
(4)(3)を4等分に分け、それぞれ細い棒状にしてから切り分ける。
(5)少し大きめの鍋にたっぷりのお湯をわかし、(4)を1粒ずつ丸めながら入れる。20~25分ほどゆでたら水で洗う。
今回は、作り方がわかりやすいように粒を大きめに作ってもらいました。タピオカドリンクにして飲みたいときは、小粒に作ってください。
「あえてこの作り方のように大きめの粒に作って、黒蜜やきなこをかけてデザートとして食べるのもおすすめです。できたてならではのモチモチ感と、素朴な味わいを楽しめますよ。
タピオカパールの色を濃くしたいときは、カラメルを増やしてください。タピオカ粉を練るときは乾燥してぽろぽろしやすいので、手早く作業するのがポイントです」(北山さん)
取材・文/小高希久恵 撮影/我妻慶一