「そのまま加えるだけ」「無味無臭」だから、手軽にとり入れられる

「友人から『体にいいオイルがある』と教えてもらったのが、MCTです。ローフードとも相性がよさそうなので、とり入れてみることにしました」と、ローフードマイスター１級の資格を持つAYUMIさん。
「ローフードとは生（Raw）の食べもののこと。火を通さないので、酵素や栄養素を効果的に摂取できます。そのため、体内の酵素や栄養素を必要な活動にまわすことができるんです。朝は、葉物野菜とフルーツでスムージーをつくり、家族全員で飲んでいます」
加熱せずに食べものや飲みものに加えて摂取できるMCTは、スムージーにもぴったり。脂溶性のビタミンの吸収率もアップします。

「MCTは味も香りもないので、スムージーの味もジャマしません。何より、『そのまま、加えるだけ』という手軽さがいいですね。朝からMCTをとることで、活動的で代謝のいい１日を送れるとうれしいです」

MCTの可能性は、年齢的にも気になることばかり

体の基礎代謝との関係や、脳のエネルギー源にもなる可能性の研究が進むMCT。これらの話題は、AYUMIさんにとっても年齢的に気になるキーワードだといいます。

「10〜20代のころはカロリー至上主義の食生活で、どうしても油は悪者になりがちでしたが、知識が身につくにつれて、肌はもちろん、体にとって大事なものだと理解できるようになりました。年齢的にもこれからますますカサつきやすくなると思うので、食事からとる脂質の肌への効果も期待しちゃいますね」

MCTの摂取を、運動モードへの“スイッチ”に

モデルという仕事柄、20代はどうしても外側重視、30代は内側こそ重要と思うようになっていったというAYUMIさん。40代になり、また変化を感じているといいます。

「いま、外側にまた意識が向いているんです。体を動かすことの重要性を感じていて、ゆったりしたペースで体を動かすヨガも続けています。始めたいと思っているのが筋トレ。代謝を上げてくれるというMCTをとることで、脂肪を燃焼しやすくなるという相乗効果にも期待しているところです」

「代謝アップ効果を期待して、買い物は歩いていくなど、特別なことはできなくても、毎日のなかで少しずつ体を動かす意識が芽生えるようになりました」

サラダにそのままかけたり、手づくりドレッシングの材料にしたり

家に戻って夕食の準備をし、家族で食事。ローフードをとり入れているというAYUMIさんですが、それほど難しくとらえてはいないといいます。
「生野菜はそれだけでローフード。だから、サラダに使う生野菜の割合を増やすのも１つのローフード生活です。使う機会が増えたドレッシングは手づくり。MCTはそのままサラダにかけられるので便利ですが、ドレッシングをつくるときのオイルとして利用すれば、より自然にとり入れられますよ。MCTって味も色もまったくないので、家族みんなで食べる食事にプラスしても、みんながおいしいって食べてくれるのもいいですね。私だけが気に入っても、味や香りに特徴があるものだと、夫や子どもたちが好まないこともあります。でもMCTは、もはやすっかり家族の食事に溶け込んでいます」

「さまざまな有効成分について学んでから、最近はハーブに興味津々。そのときの気分や体調に合ったハーブティーを飲んでいます」。リラックスタイムに飲むハーブティーにも、MCTをプラス。ふだんの生活を変えなくても実践できるのが、MCT生活なのです。
毎日の暮らしや食事はそのままに、AYUMIさんの生活の一部になりつつあるMCT。

「子どもたちには体にいいものを食べて欲しいと思うけれど、私も家族も、おいしく食べ、心地よく生活することがいちばん。大事なのは、バランスかな、と思います。MCTもじょうずに活用し、これからも体にいいことを、無理せず続けていきたいですね」

撮影／山上忠　ヘア＆メイク／渡辺みゆき　スタイリング／柿原陽子　取材・文／馬渕綾子　協力／日清オイリオグループ

衣装クレジット

レース刺繍ワンピース¥20,200／コンジェ ペイエ アデュー トリステス( 03-6861-7658）
バッグ¥17,800／アデュー トリステス（ 03-6861-7658）
オールインワン¥16,000、中に着たキャミソール¥10,500／ともに、ジュリエ ヨガ アンド リラックス（03-6690-2925）

（協力／日清オイリオ）