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運動時の脂肪燃焼に効果を発揮する! 夢の糖質「クラスター デキストリン(R)-SE」とは?

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走る女性

筋トレやヨガ、ランニングなど、フィットネスブームはとどまることをしらず、ますます加速しています。そして、目前に迫った2020年東京オリンピック。スポーツや運動に対する意識や関心が高まるなか、運動前に摂取することによって運動時の脂肪燃焼にうれしい効果を発揮する栄養素が発見されたという、注目のニュースが飛び込んできました! 

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

知っておきたい、体内エネルギーのメカニズム

バナナを食べる女性 

運動の効果やスポーツの勝敗を左右するカギは、栄養補給の仕方にあるということをご存じでしょうか。私たちが運動をするとき、主なエネルギー源として必要なのが「糖質」と「脂質」。このふたつは、その即効性と持続力に大きな違いがあります。
糖質は体内にとり込まれたあと、すばやくエネルギーになりますが、体内での貯蔵量が少なく持続性がないのが特徴。一方、脂質は体内で貯蔵できる量が多く、長時間に渡って効果を発揮することができます。そのため、マラソンなど持久力を要するスポーツでは、効率的かつ継続的に脂肪を燃やしながら、できるだけ長く体内に糖質を残すことが勝敗のカギを握るといわれています。
つまり、スポーツや運動で最大の効果を得るためには、すばやくエネルギーとなる糖質を事前に体内にとり込み、そのエネルギーをできるだけ長くエネルギーとして消費し続け、スタミナ切れを防ぐことがポイントなのです。

せっかく事前に摂取しても…糖質が脂質の燃焼を抑制!

ランニング中に腹痛を感じる女性 

ところが糖質の摂取には悩ましい問題がありました。一度に大量の糖質を摂取してしまうと、体内で急激な血糖値の上昇を引き起こし、インスリンが過度に分泌されて脂肪の燃焼をストップさせてしまうのです。
その結果、本来長時間残っていてほしい糖質が脂質よりも先に消費されてしまう、という悪循環が生まれます。これはスタミナ切れの一因といわれ、この課題を解決するため、長時間体内にとどまることができる糖質栄養素の発見が切望されてきました。

ランナーが待ち望んだ“夢の糖質”!? 「クラスター デキストリン® -SE」

ゴールテープを切る女性

そういったスポーツ従事者などの期待のなか、ついに理想的な糖質の存在が発表され、いま注目を集めています。それが「クラスター デキストリン® -SE」。
「クラスター デキストリン® -SE」は、江崎グリコが独自に開発した糖質栄養素で、龍谷大学農学部食品栄養学科の石原健吾准教授との研究により、「運動時に脂肪燃焼を抑制しない」という、前述の課題を解決へ導くと期待される特性が確認されました。「クラスター デキストリン® -SE」は脂質の燃焼を止めることなく、補給し続けることが可能な糖質なのです。

「クラスター デキストリン® -SE」」と一般的な糖質「グルコース」とで、体内での消費のされ方を比較した実験結果では、「クラスター デキストリン® -SE」は「グルコース」と比べ、初期の同じ時間帯で消化量が少ないことがわかりました。これは、血糖値の上昇をゆるやかにすることにつながります。
血糖値の上昇がゆるやかになると、インスリンの分泌量が抑えられ、運動時の脂質の燃焼が抑制されにくくなります。つまり、体内で脂質を燃やし続けたまま、糖質エネルギーを継続して発揮できるということになるのです。

「クラスター デキストリン® -SE」の可能性に期待!

「クラスター デキストリン® -SE」」は、血糖値の上昇をゆるやかにするだけでなく、水に溶けやすい特徴もあるとのこと。そのため、運動・スポーツ時の効率的な栄養補給だけでなく、食事としての選択肢が広がることにもつながるなど、さまざまな期待が寄せられています。血糖値の急激な上昇が抑えられるということは、ダイエットや糖尿病の予防にも効果が望めるということ。糖分の摂取にはなにかと罪悪感を抱きがちですが、「クラスター デキストリン® -SE」は、そんな必要のない未来を叶えてくれるかもしれません。

新しい発見や技術を正しく知り、じょうずにとり入れることは、私たちの生活に想像以上にうれしい効果をもたらしてくれる可能性に満ちています。適度な運動、良質な食事や睡眠など、日々の小さな積み重ねに科学の力をプラスして、もっと健康的な毎日を送りたいですね。

文/高嶋 碧

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