10月は「実りの秋」と言われるようにおいしい食材が豊富でついつい食べ過ぎてしまいます。旬の食材をいただくのは健康的な体づくりにとって大切ですが、食べ過ぎには気をつけたいところ。そんな季節に、プロたちはどんな工夫をしているのでしょうか。今回は、管理栄養士の麻生れいみさんの「糖質オフ・低糖質」のコツをお届けいたします!
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「低糖質」「糖質オフ」におすすめアイテム3品
(1)すぐに使えるおいしいダイズパウダー
たんぱく質豊富、低糖質なダイズパウダーは、パンケーキやお菓子作りに欠かせない。
このダイズパウダー、そのまま水にといて飲むことができる、つまりソイプロテイン!
ココアに入れたり、みそ汁に入れたり、ヨーグルトに入れたり。糖質オフするかわりに、たんぱく質はしっかり摂取する必要があるのでとても重宝しています。
(2)とろとろもちもち低糖質青汁
どうしてもあきらかに食べ過ぎてしまう。間食にナッツとか食べられない職場、つき合いで今日はパスタを食べないと…と糖質オフ中の悩みをサポートしてくれるアイテムが「低糖質青汁」。
とろもち新食感で腹持ちよく、食前に飲んでゆるやかな血糖値コントロールでダイエットをサポート。私は炭酸水に入れるのが気に入っています(一気に入れるとふき出すので少しずつ溶かします)!
(3)超低糖質万能レトルトソース(ココナッツミルク)
無添加のソースは、ココナッツミルク、ココナッツミルクカレー、トマト、しょうゆ、中華の5種類。自分の好きなたんぱく質、肉や魚、卵、大豆製品と野菜を炒めてからめるだけで手軽に低糖質な料理ができます。時短で忙しいときもすぐにできて便利です。
例えば、鶏むね肉と小松菜、まいたけを炒めてココナッツミルクソースをからめると、低糖質な鶏むね肉のココナッツミルククリーム煮に。
糖質オフというと「糖質さえ低ければいい」と考えがちですが、じつは体に必要な栄養素はしっかり摂取する必要があります。
さきほどのレシピでいうと、鶏むね肉のたんぱく質や疲労回復物質イミダペプチド、小松菜のビタミンAやビタミンB群、まいたけの食物繊維、βーグルカンと摂取でき、ダイエットはもちろん健康、美容にかかせない栄養素がたっぷり。しかもソースのココナッツミルクに含まれる中鎖脂肪酸は、肝臓でケトン体に変わり脂肪の燃焼の着火剤になります。