簡単なのに特別感が出る炊き込みごはん。和食の時短料理ともいえるのですが、最近は和食に限らず、洋食からアジア料理などさまざまなごはん料理が炊飯器で作られるようになっていますね。無印良品の「炊き込みごはんの素」シリーズの新商品はピラフ! さっそく「チキンときのこのガーリックピラフ」を作ってみました。
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自宅で簡単にピラフが炊ける
ピラフはフライパンでチャーハンのように炒めて作ったり、日本ではレンジでチンの冷凍食品のイメージもありますよね。
本来は具材や香辛料などとともにお米から炊いて作る料理。トルコやインドなどさまざま国で食べられています。
外食では食べることも多いですが、あまり家庭では作らないかもしれません。
そんなピラフを簡単に自宅で作れるのが、「炊き込みごはんの素 チキンときのこのガーリックピラフ」です。
炊き込みごはんの素なので、お米を研いだら、具材と一緒に炊くだけ。簡単なのがうれしいですね。
ガーリックとバターがきいた香ばしい味わい
ピラフの素には具材とガーリックオイルの2つが入っています。
具材はお米と一緒に炊き、ガーリックオイルはごはんが炊けたら混ぜていきます。
具材はチキンとエリンギ、まいたけ、マッシュルームの3種のきのこ。
そこに赤ピーマンとにんにくを入れています。
具材を少し味見すると、スパイスが入っているからかカレーや煮込みシチューを思わせるような香り。この香りが食欲をそそります。
炊いているところから、おいしそうな匂いが台所中に充満してきました。
炊き終わって、10分ほど蒸らしたらガーリックオイルを混ぜていきます。
こちらはバターとガーリックの風味をきかせたオイルになっていて、油っぽくはならず、全体に風味のアクセントをつけるものです。
食べてみると、まずごはんの味の濃さがちょうどよく、風味豊かでまろやかな味わい。
鶏肉はブロックで小さいのですが、味がしみ込んでいて、ときどき口に入るととてもジューシーでうま味があふれてきます。
そしてガーリックバターで味つけされた洋風きのこの存在感が際立っています。全体的に見た目はきのこごはんですが、和風には寄らず、バターやスパイスによって甘さと香味のバランスが絶妙に仕上がっています。きのこの食感も楽しめますよ。
炊飯器で炊いたのに、思ったよりもごはんがパラパラとしていて本格ピラフのようなでき上がりでした。とにかく香りが豊かで家庭では出せない味つけです。
ガーリックは疲労回復効果があり、冷え対策にもよい食材。香り成分であるアリシンが、脂肪の燃焼を促進する作用があるとされています。ガーリックときのこの組み合わせで、免疫力アップにもよいですし、秋にぴったりな組み合わせ。これからの季節はさらにおいしく感じられそうです。
炊き込みごはんの素 チキンときのこのガーリックピラフ 162g(お米2合用2~3人前) 税込450円
文・写真/庄司真紀