無印良品から登場した「糖質10g以下のお菓子」シリーズ。お菓子類の小麦粉を減らし、大豆粉を用いて糖質をオフしています。バリエーションが多く、カステラやドーナツなどしっとり系のお菓子もそろっています。今回はこのしっとりした半生菓子から、大豆率の高い“アップル”と“ショコラとオレンジ”の2種類の大豆バーを試してみました。
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大豆パフが入ったサクサク食感
「糖質10g以下のお菓子」シリーズのなかでも大豆が多く使われているのが、この大豆バーです。しっとりしたバーにサクサクとした大豆パフが入っていて、クランチ入りのお菓子のような食感があります。
大豆バーですが半生菓子なので、かたいシリアルバーのような感じではなくて、ちょうどケーキとクッキーの間のようなやわらかめのバーです。そのまま口に運ぶより、お皿に出してカットして食べるほうが合っています。
「アップルの大豆バー」はドライアップルを使っていて、やわらかい果物の甘さがおいしい一品です。テイストとしてはかすかにさわやかなりんごヨーグルトのような印象もあります。
大豆パフがザクッとして、かたくはないものの食べごたえがあります。大豆粉と大豆パフの組み合わせですが、大豆の独特な味わいはほとんど感じられず、生地自体もおいしく仕上がっています。
“ショコラとオレンジ”はビターな味わいでコーヒーとも好相性
「ショコラとオレンジの大豆バー」はココアパウダーを生地に練り込み、糖漬けオレンジピールでアクセントをつけています。
アップルと比べるとビターな味わいで、食べていくと口のなかでほんのり甘さが感じられます。ほのかな甘みのショコラとオレンジピールのスッキリした香りがマッチして、紅茶やコーヒーともよく合います。また、こちらのほうが大豆バーらしい、ずっしり感があるようです。
1本のカロリーは120kcal程度。糖質は「アップルの大豆バー」が8.1g、「ショコラとオレンジの大豆バー」が8.3gです。全体的には甘さ控えめで、このくらいの甘さがちょうどよい感じがします。大豆パフのサクサク感は食感がおもしろくて、かむ回数も多くなりますが、かんでいくと大豆粉の味わい口に広がってきます。
大豆はプロテインや食物繊維、イソフラボンも含有されます。糖質オフに加えてこれらの栄養も摂取しやすいので、体にもよさそうですね。
糖質10g以下のお菓子 アップルの大豆バー 1本 150円(税込)
糖質10g以下のお菓子 ショコラとオレンジの大豆バー 1本 150円(税込)
文・写真/庄司真紀