ごはんやお菓子以外にも注意したいのが、食品で使われている“隠れ糖質”です。意外にもカレーのルゥも隠れ糖質を含む食品。無印良品では低糖質シリーズにも「糖質10g以下のカレー」が登場しました! 小麦粉やでん粉を減らして、糖質を抑えています。さっそく低糖質のキーマカレーと欧風ビーフカレーを食べてみました。
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おからペーストで糖質オフ!
「糖質10g以下のカレー 欧風ビーフカレー」はおからペーストを用いて、小麦粉やでん粉を減らしています。糖質量は6.45gです。
牛肉とマッシュルームが主な具材で、大きめにカットされゴロゴロと入っています。そのほかひらたけ、キャベツペースト、炒めた玉ねぎ、りんごピューレが入っています。
お皿に盛りつけてカレールゥをよく見ると、日本の一般的なカレーのルゥとは違っていて、小麦粉によるとろみが少ないのがわかります。ルゥ自体におからペーストの食物繊維が多いのを感じさせます。
ただ味わいとしてはおからの味は一切なく、牛肉がジューシーでスパイシーなカレーです。カレー粉に加えて、にんにくやしょうがも入っているので、辛みはパンチの効いているほうだと思います。
欧風カレーなので、バターやクリームが入ったビーフシチューの甘めの味わいを想像していましたが、どちらかというと野菜がたくさん入ったインドカレーに近いような感じがしました。カレーらしい気骨のある味わいでした。
ハーブが織りなすヘルシーカレー
「糖質10g以下のカレー キーマカレー」の糖質量は7.8g。こちらは大豆粉などを使わずに、小麦粉やでん粉の量を減らしています。鶏ひき肉に刻んだたけのこを合わせ、お肉の味とシャキシャキの食感を味わえます。
ルゥはしょうがに加えて、ハーブが効いています。
コリアンダー、ターメリック、クミン、ガラムマサラ、カルダモン、チャツネ、フェヌグリークリーフ、唐辛子、シナモンなどたくさんのスパイスが入り、なかなか本格的。ハーブが何層にもからみ合って味わいを深くしています。
さらにカレールゥはスープに近く、ごはんとからまりやすいので、食べやすく感じると思います。こちらの辛味はマイルドでした。
全体的には自宅用のカレーよりも多国籍料理のカレーのようで、家庭ではできない味という印象です。もちもちの白米よりもパサっとしたサフランライスや五穀米、ナンのほうが合うと思います。カレーは炭水化物と一緒に食べるので、ルゥの糖質も減らせるとうれしいですよね。
糖質10g以下のカレー 欧風ビーフカレー 150g(1人前) 350円
糖質10g以下のカレー キーマカレー 150g(1人前) 350円
文・写真/庄司真紀