秋冬の国民食といえば豚汁です。豚肉と冬野菜を組み合わせた豚汁は、滋養の高い、元祖“食べるスープ”。寒い日には「豚汁があったらいいな」と思うこと、ありませんか。無印良品から登場したのはフリーズドライの豚汁です。お湯を注ぐだけで、温かい豚汁が完成! 数種類の野菜をそろえたりして、意外と手間のかかる豚汁を手軽にいただけます。
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豚汁で冬の疲労回復
ビタミンB1を豊富に含み、疲労回復効果がある豚肉とヘルシーな冬野菜の組み合わせで、秋冬の体に滋養をもたらす豚汁。栄養バランスがよく、おかずナシでもこの一杯で大丈夫な食べるスープです。
赤身の豚肉にはたんぱく質、ビタミン、ミネラルなど栄養が豊富で、そのなかでもアミノ酸のひとつであるトリプトファンは、幸せホルモン「セロトニン」を増やす働きがあるとされます。何かと気忙しい年末には、こうした心を落ち着けてくれる働きにも注目したいですね。
無印良品の「食べるスープ」シリーズからフリーズドライの豚汁が登場しました。お湯を注ぐだけで手軽に豚汁が食べられるのがうれしいですね。具材は豚肉、キャベツ、ごぼう、油揚げ、にんじん、ねぎなど。甘めのみそ仕立てで、香味油やしょうがパウダーも少量入っています。
体のなかから温まる豚汁パワー
熱湯を注いで1分経ったらでき上がりです。豚汁のジューシーな香りがしてきて、おいしそうな予感! 甘めのみそに豚汁や野菜のうま味がよくマッチしていて、ふつうのみそ汁という感じはゼロ。うま味のある「豚汁!」という感じです。
豚肉がしっかりと入っていて、脂身のおいしさもあり、フリーズドライとは思えない肉厚ぶり。具材は小さくカットされていますが、種類豊富で具だくさんなのがうれしいです。特に油揚げの存在感がありますし、野菜は色鮮やか。キャベツやごぼう、にんじんもシャキシャキとしていて、作り立てみたいです。
野菜も豚肉も味わいがあり、分量的にも食べ応えがある豚汁です。寒さで冷えた体に染みわたるようで、やはり体のなかから温まりますね。ごはんと豚汁だけで満足度の高い一食になりました。
食べるスープ 豚汁 4食 390円(税込)
文・写真/庄司真紀