もうすぐクリスマス。そこで今回は、いつものおかずをかわいく、栄養満点のステキなクリスマスメニューに早替わりさせるコツをご紹介します! パーティーメニューとしてはもちろんのこと、ふだんの食卓をちょっと豪華にしたいときにもオススメです。
Contents 目次
みなさん、こんにちは。
インナービューティープランナー、おかずリメイカーの菅野友美です。
前回の得意の節約術を活かした定番のおかずリメイクに続き、今回はクリスマスのパーティー料理には欠かせない一品である人気のポテトサラダに少しアレンジを加えて、パッと見てかわいく、S N S映えして、お酒のアテにもなっておしゃべりにも花が咲く、それでいて食べれば腸からキレイになってデトックスもできてしまう、そんなオトナ女子にはうれしすぎるステキなポテトサラダに変身させてみました。
まず、みなさんはポテトサラダに対して一般的にどのようなイメージをおもちでしょうか。「おいしいけど太るのが心配」でしょうか。
では、太りそうなイメージの原因は何でしょうか。
じゃがいもの「炭水化物」とマヨネーズの「油」でしょうか。
実際、じゃがいもにはごはんと同じように炭水化物が多く含まれており、炭水化物のなかには糖質も含まれているので、食べ過ぎると体重増加や太る原因になります。
一方、マヨネーズの原材料にも油は含まれていますから、やはりとり過ぎは太る原因にもつながってきます。
そんなじゃがいもとマヨネーズの組み合わせというのはとてもおいしく、小さいころからみんなが大好きなものですよね。でも、それがいつの間にか罪悪感とともに食べなければならなくなりました。
ですが、じつはじゃがいもには女性にとってとてもうれしい栄養素がたくさん詰まっています。豊富な食物繊維、むくみを防止できるカリウムや、体の免疫力を高めたりコラーゲンの生成を促したりするビタミンCなどが含まれます。通常ビタミンCは加熱調理に弱く失われてしまうものですが、じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られ、加熱調理をしても失われにくくなっています。
そこで、ポイントを押さえながら罪悪感なく食べられる「ポテトサラダ」のレシピをご紹介します。
まず、ベースとなる基本のポテトサラダを作ってみましょう。
今回のレシピでは体にやさしい食材を選び、市販のマヨネーズの替わりに豆腐を使ったお手製マヨネーズを作って用います。あっさり軽やかな味ですが、酢とみそを使うことによって、いつものマヨネーズの味に近づきます。また、発酵調味料を使うことにより善玉菌の働きを助け、腸を整えるのにも役立ちます。
基本のポテトサラ(4人分)
【材料】
じゃがいも(ひと口大に切る) 300g
豆腐(水気を切っておく) 50g
A
みそ 小さじ1
酢 小さじ1と1/2
【作り方】
(1)鍋に大さじ2の水、じゃがいも、ひとつまみの塩を入れ、ふたをしてじゃがいもに串が通るまで弱火で蒸し煮する。
(2)(1)をボウルに移してつぶす。
(3)豆腐とAをフードプロセッサーにかける。
(4)(2)に(3)を入れ、混ぜ合わせる。
ポテトサラダをクリスマスカラーに♡
クリスマスといえばキャンドルや色とりどりのイルミネーションがステキですよね。なかでも緑、白、赤というのはクリスマスの代表的なカラーです。そこで基本のポテトサラダをクリスマスカラーのポテトサラダに変身させてみましょう。
緑のジェノベーゼポテトサラダ(4人分)
【材料】
基本のポテトサラダ 1/3
ブロッコリースプラウト 10g
A
ほうれん草(軽くゆがいておく) 3枚
カシューナッツ(細かく刻んでおく) 6粒
豆乳 小さじ1
にんにく(すりおろす) ひとかけ
【作り方】
(1)Aをフードプロセッサーにかける。
(2)基本のポテトサラダに(1)とブロッコリースプラウトの一部を混ぜ合わせ、残りをサラダの上に盛りつける。
食物繊維が豊富な青菜と合わせて食べることで血糖値の急上昇を抑えられ、糖の吸収をおだやかにできるので、脂肪の形成が抑えられます。
白いさば缶ポテトサラダ(4人分)
【材料】
基本のポテトサラダ 1/3
玉ねぎ(薄切り) 10g
さば水煮缶(ひと口大にする) 30g
塩麹 小さじ1/2
レモン汁 小さじ1/2
黒こしょう 適宜
【作り方】
(1)すべての材料を混ぜ合わせたら完成。
さばには豊富なEPAとDHAが含まれており、血液の健康維持やシミ・ソバカスの予防、善玉コレステロールを増やすことによって肥満対策に役立つといわれています。また、さばは生のまま缶に詰められてから加熱処理されているので、手軽にさばの栄養素を丸ごといただけてしまうのがありがたいところです。そして、塩を使うよりも塩麹を使うことで深みと甘味のある味になり、腸内細菌を元気にしてくれ、消化もサポートしてくれます。
赤いケイジャンポテトサラダ(4人分)
【材料】
基本のポテトサラダ 1/3
赤パプリカ(5mm角) 10g
ドライトマト(5mm角) 5g
パプリカパウダー 小さじ1/2
オレガノ 小さじ1/3~適宜
クミンパウダー 小さじ1/3~適宜
タイム 小さじ1/3~適宜
黒こしょう 適宜
【作り方】
(1)すべての材料を混ぜ合わせたら完成。
黒こしょうを含めスパイスのような香辛料を料理に加えると、味に変化が出ておいしく感じさせたり、食欲を増進させたりする効果があるといわれる一方、代謝をアップして脂肪燃焼やダイエット効果、デトックス効果、胃腸の調子を整え消化促進、心労・疲労回復効果も期待できます。また、ドライトマトのリコピンで抗酸化作用と新陳代謝が高まることによるダイエット効果も見逃せません。
がんばった1年を締めくくる年末のビッグイベント「クリスマス」。
そんな楽しい日の食事こそ、ヘルシーでオシャレに、罪悪感なく楽しく召し上がってくださいね。