簡単でおいしくて、時短で経済的。しかも、ダイエッターにうれしいヘルシーレシピもいっぱい! そんな大人気料理研究家Mizukiさんのレシピを、5人家族の筆者が実際に作ってみました。家族の反応や調理する際のポイントなどもお伝えします!
Contents 目次
とにかくおいしくて超簡単! Mizuki流レシピはリピートしたくなるものばかり
わが家は夫・8歳息子・6歳娘・4歳娘、それに筆者の5人家族。最近体重が増加傾向で、なんとか減量したい筆者ですが、食べ盛りの子どもたちや夫がいると、なかなか一般的なヘルシーメニューでは満足してもらえないことが。結局、ガッツリ系おかずが並ぶ食卓になり、自分も食べてしまうという悪循環…。
今回挑戦するレシピは、『ラクしておいしい!ほめられごはんThe BEST』を参考にしました。著者のMizukiさんは、調理師免許とスイーツコンシェルジュの免許を持つ料理研究家さんです。毎日更新中のブログは月間300万PV、関連書籍も累計28万部という超人気者!
実際にいくつかのレシピを作ってみましたが、本当にあっという間にできる簡単レシピばかり! しかも、「○○を作るために、材料を買ってこなくっちゃ…」というのではなく、ほとんどが「いま、家にあるもの」で作れるんです。何回もリピートしたくなるレシピが満載だと感じました。
今回は、作ってみたレシピのなかで、特にヘルシーかつ家族に好評だったものを2点ご紹介します。
まさにお店の味! お腹も大満足な「甘辛チャプチェ」
ひとつめは、『甘辛チャプチェ』。チャプチェは大好きなんですが、なかなか家では作れない専門料理だと思っていました。それがフライパンひとつ、12分でできちゃうというから、挑戦しない手はないですよね。
調理時間:12分/調理道具:フライパン
材料(2人分)
・豚バラ薄切り肉:100g
・にんじん:1/3本
・玉ねぎ:1/4個
・にら:1/4束
・春雨:40g
・ごま油:大さじ1
[A]
・水:200ml
・酒、しょうゆ:各大さじ2
・砂糖:大さじ1
・砂糖:小さじ1
・にんにくチューブ:2cm
・塩、こしょう、白いりごま:各適量
作り方
1.豚肉は3cm長さに切る。にんじんは細切り、玉ねぎは薄切りにし、にらは4cm長さに切る。春雨は長さを半分に切る。
2.フライパンにごま油を入れて中火で熱し、豚肉、にんじん、玉ねぎを炒め、塩、こしょうをふる。肉の色が変わったらAと春雨を加え、煮立ったら、混ぜながら3分ほど炒め煮にする。
3.仕上げににらと白ごまを加え、さっと炒め合わせる。
こちらが完成写真です!
うっかり、にらを最初から投入してしまったので、ちょっとシナシナになってしまいましたが…レシピ通り後入れにすれば、もう少しシャキシャキに仕上がると思います。
大人も子どもも大好きな甘辛の味つけが、本当においしい! 韓国料理店で食べたかのような味わいです。野菜がたくさんとれるし、春雨がかなりの満腹感を与えてくれます。事実、筆者はこの日チャプチェでお腹いっぱいになり、白ごはんをほとんど食べずに済みました。
ちなみに、わが家は家族が多いので倍量で作りました。その際は調味料を気持ち多めに入れてしっかり煮込むと、量が多くてもしっかり味の効いた味つけになりましたよ。
見た目もかわいい!おかわりが止まらない「コーンシュウマイ」
ふたつめは、コロンとした見た目もかわいい「コーンシュウマイ」。鶏ひき肉とコーンという、ありそうでなかった組み合わせです。シュウマイっておいしいけど、包む手間が結構かかりますよね。でもこの「コーンシュウマイ」は包む手間なし、レンジだけで完成、忙しい日でも手間なく作れるミラクルレシピです。油を使わないから、とってもヘルシー!
調理時間:12分/調理道具:電子レンジ
材料(2人分)
・鶏ひき肉:150g
[A]
・しょうがチューブ:3cm
・酒、しょうゆ:各小さじ1
・塩、こしょう:各少々
・コーン(缶詰):150g
・片栗粉:大さじ1と1/2
・ポン酢しょうゆ:適量
作り方
1.ボウルにひき肉とAを入れてよく混ぜ、8等分にして丸める。
2.コーンは汁けをきって別のボウルに入れ、片栗粉を加えて混ぜる。
3.1に2をまぶし、手でにぎって形を整える。耐熱皿に間隔をあけて並べ、水小さじ2をふり、ラップをふんわりとかけて電子レンジで6分加熱する。器に盛り、ポン酢しょうゆを添える。
ポイントは、コーンに片栗粉をまぶすことで、加熱したときに膜ができたようになって、しっかりまとまること。なお、レンジで熱する前にふりかける水の量が少ないと、ひき肉のカサがぐっと減って小さめの仕上がりになりました。反対に多すぎると、かなりもっちりした仕上がりに。好みにあわせて調節してみてください。ポン酢はつけなくても十分おいしいです。わが家の末っ子はかなり気に入ったようで、一人で5個(ポン酢なし)も完食していました!
このほかにも、『ラクしておいしい!ほめられごはんThe BEST』には毎日作りたいほめられごはんレシピが満載です。あまりにおいしくて、食べすぎ注意! ぜひ気になったレシピに挑戦してみてくださいね。
文/水谷 花楓
参考書籍/『ラクしておいしい!ほめられごはんThe BEST』