昨年の春から個人的に始めた「おやつ200kcalダイエット」。今回は「おやつ200kcal」を1か月続けた成果と、体にいいとは言われるけれど、やっぱり気になるナッツのカロリーに焦点をあててお届けします!
Contents 目次
「おやつ200kcal×1か月」の成果は……、「コロコロ」が「バナナ」に!
おやつを食べるたびに食材(?)を測りに乗せ、カロリーを計算して200kcal以内に収める日々。はじめは意気揚々としていたのですが、だんだんだらけてまいりました。やっぱり1か月も続けてくれば、何かしらの成果も欲しくなるもの。
私の場合、1か月の経過はこのようなものでした。
・1週間後→-700g
・2週間後→1週間前と変わらず
・1か月後→トータルで-1㎏
1か月で-1㎏……。
しかも1週間の時点で-700gなので、単純に考えれば残りの3週間で-300gという計算になり。
-1㎏って、なんなのよ、激しくもの足りなくない?! とは思ったのですが、落ち着いて考えてみると、この1か月で変化したこともあるんです。
まず、間食の選び方が変わりました。スナック菓子などのジャンクフードは高カロリーなため、「200kcal」なんてあっという間。満腹感が得られないうえ、やめられない味つけでどうしても続きが食べたくなってしまうので、ナッツ類やドライフルーツ、小魚やヨーグルトを選ぶ割合が高くなりました。ジャンクフードをやめるのは、はじめの3日間がいちばんツラかった!
そして、特筆すべきがこれ。10日くらいして、便の質が変わりました! ころころとした固い便がバナナ状になり、するっと出るようになったのです。この感じは10か月経つ今も変わりません。一方で、おやつに関してルーズになると、翌日には便の質やニオイが変わります。間食の体への影響は、あなどれません!
ナッツ類のカロリー比較と合わせ技
食事を変えず、間食を変えることでお通じに変化があったということは、間食の内容に、便通を変える秘密があるはず。と、考えると、いちばんに思い当たるのがナッツ類。良質の油が摂取でき、便秘の解消にも効果的。腹持ちもいいからダイエットにもいい、と、よく取りざたされますよね。今やダイエットに必要な情報はカロリーよりも栄養の質なのでは?と思うことは思うのですが、目安として200kcalを掲げた以上、代表的なナッツの10gあたりのカロリーくらいは知っておきたい。そう思って、調べてみました。
写真が、ナッツ10g分の分量です。種類によってずいぶん違いますね。家にあるナッツでは、下のような計算になりました。重さと栄養成分表から算出しています。
※ピーナッツと大豆はマメ(マメ科の種子)なのでナッツ(木の実)ではありませんが、ここでは入れてしまいました
【10g分の量とカロリー】
・ピーナッツ(10粒)約62kcal
・大豆(33粒)約42kcal
・アーモンド(9~10粒)約60kcal
・くるみ(上の写真の左下くらいの量)約67kcal
・マカダミアナッツ(2粒半)約72kcal
・カシューナッツ(5~6粒)58kcal
ひとつひとつが小さめで、食べごたえがあるのは、ピーナッツ、大豆、アーモンドのラインでしょうか。マカダミアナッツなど、1粒で30kcal弱あるわけですから、よくかんで、味わって食べなきゃなりませんね。
では、もしミックスナッツもほかのお菓子も食べて200kcalに収めたかったら、どのくらいの量感覚になるのでしょうか。
一例がコチラ。
ナッツ類
・ピーナッツ1粒(約6kcal)
・アーモンド1粒(約6kcal)
・マカダミアナッツ1粒(約28kcal)
・カシューナッツ1粒(約10kcal)
・大豆3粒(約4kcal)
チョコレート 14g(約70kcal)
チーズと魚のすり身のおやつ 20g(約71kcal)
TOTAL 195kcal
まあ、毎回、こんなことしていたら間食が苦行になってしまうので、ほどほどにしよう、自分。
コスパよくナッツを消費するには冷蔵保存がおすすめ
ところで、ナッツ類を毎日の間食やつまみ食いにとり入れたいなーと思っても、やっぱり値段が高いし…と思いませんか? 私も商品をカゴに入れる前に毎回悩んでしまい、ついに禁断の(?)大袋に手を出すことにしました。これ、1㎏入りです。
たしかにこれだけあればねー。メーカーにもよりますが、100gあたりの値段が、ずいぶんお得。ただ、酸化する心配があったり、気持ちがゆるんでむやみに食べ過ぎてしまったりしそうで、恐いです。
そこでナッツの長期保存方法をネットで調べた結果、どうやら冷蔵保存も冷凍保存もできるよう。私は自分のペースを考えればこの袋を長くても3か月で空けるだろうと考え、冷蔵保存することに。
ひとまず、小分けにします。
ケチャップが入っていた中サイズのガラスビンには175g、牛乳ビンにはそれぞれ100gずつ入りました。チャックつきのビニール袋(1L)には300g入り、これが2袋。すべてに脱酸素剤を入れ、冷蔵庫で保存。小分けしきれなかった分はお口の中へ。
中サイズのガラスビンに入ったナッツから食べ始め、なくなるとこのビンに移して食べることをくり返し、空になったのは1か月半後。湿気たようなニオイもなく、ドカ食いするようなこともなく、最後まで快適に食べられたので、よい方法だったのではないかな、と感じています。
現在は、値段や量、好みなどのバランスから、素焼きアーモンド、薄皮付きピーナッツ、煎り大豆、ときどきくるみを買い、自分でミックスしながら小分けして冷蔵保存しています。
おやつはおいしく楽しくラクチンに行きたいですよね。
「おやつ200kcalダイエット」、もう少しだけ、続きます!
(FYTTE編集部/まりりん)