クッキーやパンケーキの色づけに便利な紫いものパウダー。100%天然原料なのに、きれいなパープル色に発色し、かわいいカラフルなスイーツができ上がります。ただナチュラルなだけではなく、紫いもは食物繊維やポリフェノールも豊富。そのままヨーグルトや牛乳に入れることもできて、簡単に栄養価をアップできます。今回はカルディで見つけた玉三の「紫いもの粉」を試してみました。
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食物繊維やアントシアニンが豊富
玉三の「紫いもの粉」は鹿児島県産の新鮮な紫いもをじっくり炭火焼きにした粉末。パウダー状で混ぜ合わせやすく、クッキーやパンケーキに入れたり、そのまま牛乳やヨーグルトに入れるのもオススメです。
紫いもは食物繊維やポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富な健康食材なので、カラフルなパープルの色づけとともに栄養価もアップできます。1袋100gで食物繊維は12g入っています。ヨーグルトや牛乳に入れる場合は、小さじ1くらいが適量です。
紫いもパウダーはシンバイオティクス食材
今話題の菌活では、補菌とともに育菌も重要だと考えられています。ヨーグルトは菌を補う“プロバイオティクス”ですが、菌を育てるのが“プレバイオティクス”。補菌+育菌の2つを合わせた“シンバイオティクス”が有効だとされています。
ヨーグルトの場合ではりんごやバナナなどの食物繊維やオリゴ糖を一緒にとります。そんなシンバイオティクスにもひと役買うのが紫いもパウダーです。さっと加えるだけで、ヨーグルトに、菌のエサになる食物繊維をプラスできます。
ほんのりとしたいもの甘さ
ヨーグルトに小さじ1杯弱の紫いもパウダーを加えてよくかき混ぜると、あっという間に鮮やかな紫色に。まるでブルーベリーを入れたヨーグルトのように着色します。おいしそうな色になるのですが、お味はほとんど変わらず。ただ、ヨーグルトの酸味はややマイルドになり、ほんのりといもの甘みが感じられます。これにはちみつで甘さを足すとちょうどいいおいしさに。
ヨーグルトに足す育菌食材にいも類もよく挙げられますが、紫いもパウダーなら常備できるので便利。ヨーグルトを日常的に食べる場合は無糖を選ぶ人が多いかもしれませんが、こんなプラス食材で変化をつければ、よりヨーグルトのアレンジを楽しめそうです。
玉三 紫いもの粉 1袋100g 214円(税込)
文・写真/庄司真紀