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東京・小笠原からカカオが誕生! 日本初の純国産チョコレートを食べてみた♡ #Omezaトーク
一昨年に行った、東京の世界遺産で有名な小笠原諸島。当時、小笠原ではコーヒー豆の栽培に加えて、カカオの栽培にも挑戦していると聞いていました。
それから、約2年。先日、小笠原でできた友人から、バレンタインデーに送られてきたチョコレートが、なんと! 小笠原で収穫したカカオから作られた、国内初の純国産チョコレート「TOKYO CACAO」だったのです。そこで、この貴重なチョコレートをレビューしたいと思います。
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みなさん、今年のバレンタインデーはどうでしたか? 私は、キャメレオン竹田先生の「恋愛・結婚運がどんどんアップ★ 開運の絵」をPCの壁紙、スマホの待ち受け画面にしたからか、例年よりも多くチョコレートをいただいてしまいました!(しかも女性から!(笑))
そのなかのひとり、一昨年行った小笠原旅行で出会った友人Iさんから郵送されてきたチョコレートがなんと! 出会った小笠原で収穫したカカオから作られた、純国産の「TOKYO CACAO」というものでした。イラストレーター兼画家のIさん、感性とセンスがさすがです。
チョコレートやコーヒーというと、巷に流通しているものは外国産がほとんどで、コーヒーに関しては、少量ですが沖縄と小笠原でも栽培されています。しかし、チョコレートのもとになるカカオは栽培が難しく、これまでありませんでした。
そんななか、明治34年創業の老舗菓子製造会社・平塚製菓の平塚社長が「カカオという魅力的な果物を、自分の手で育ててみたい。東京で育ったカカオがどんな味のチョコレートになるのか味わってみたい」という強い思いを抱き、東京カカオプロジェクトを発足。ゼロから開墾し、土壌づくりを行い、特注のハウスで試行錯誤しながら栽培技術を確立し、着想から10年以上かけて、ようやく製品化に至ったようです。途中、種から発芽してもうまく育たなかったりするなど、苦労もあったのだとか。現在は、500本を栽培しています。
そんな希少価値のある東京・小笠原産のカカオを使ったチョコレートのお味はというと…
めちゃめちゃフルーティー!! カカオ70%のダークチョコレートなのですが、これまで食べたどのカカオ70%チョコレートよりも、果実の香りが強いです。むしろ、ほかのカカオ70%のチョコレートは果実の香りってしたことないような…。あくまでも、私の味覚での表現になりますが、ラズベリーのようなベリー系の甘酸っぱさと、パッションフルーツのようなやや南国系のさわやかな酸味、オレンジの柑橘系のフレッシュさが混在している感じ。
これまで食べたチョコレート、しかもカカオ70%のダークチョコレートとは全く異なる味です。原材料は、カカオ(東京都産)と砂糖、乳化剤のみ。それで、これだけフルーティーな味が出せるとは…。
また、涙が出そうになるほど感動的な、なめらかな舌ざわりからは、日本人ならではのていねいで繊細な製造工程を経ている様子が想像できます。日本の技術は本当に素晴らしいですね。味よし、食感よし、おまけに安全でヘルシー!
ちなみに、気になる栄養成分は次の通りです。
<1箱・46gあたり>
・エネルギー 242kcal
・たんぱく質 4.1g
・脂質 14.5g
・炭水化物 25.6g
ほかのメーカーのチョコレートとカロリーだけ比較してみると、
・A社 258kcal
・B社 268kcal
※46gに換算
と、わずかですが「TOKYO CACAO」が低めです。ほかの栄養成分はほとんど変わらず。
また、パッケージと箱もスタイリッシュなデザインで素敵です。
いいことづくしのチョコレートですが、唯一難点なのは…。
お値段が、なんと3,000円もすること(笑)。ちょっとおやつにパクパク食べる、というわけにはいきませんが、この先、量産できるようになればお値段も下がるかもしれないですね。
とはいえ、一度は、この感動は味わっていただきたい!
自分へのご褒美だったり、大切な人への贈り物だったり、何か「特別」なものを購入したいときは、選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか? 2万個限定なのでお早めに!(すでに贈り物用として2個注文してしまいました…)
<TOKYO CACAO>
https://tokyo-cacao.com/
(編集 けーこ)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。