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【上野樹里さんインタビュー前編】パワーの源は“野菜”。美しさの秘訣は野菜中心の生活にあった!
新しく、カゴメ「野菜生活100」の新CMキャラクターに就任した上野樹里さん。現在出演中のドラマ『テセウスの船』(TBS系)では、竹内涼真さん演じる田村心の妻という重要な役どころを演じています。これまでも、人気漫画が原作のドラマ『のだめカンタービレ』では主人公・野田恵やNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』では将軍の妻・江などを演じ、テレビや映画など活躍は多岐に渡ります。
そのような多忙な生活を送りながらも、10代のころと変わらない、透き通った美しいお肌とスリムな体型は何ともうらやましい限り。上野さんの美しさの秘訣、じつは野菜中心の生活にありました。
Contents 目次
朝から野菜をたっぷりと。
不足しがちなときは野菜ジュースで補います
現在出演中のドラマ『テセウスの船』(TBS系)では、竹内涼真さん演じる田村心の妻で、新聞記者の由紀という物語のカギを握る役どころを演じている上野樹里さん。『のだめカンタービレ』では、破天荒で天才的なピアノの才能をもつ主人公・野田恵を演じたかと思えば、『江〜姫たちの戦国〜』では、戦国時代に翻弄されながらも大奥の礎を築いた将軍の正室・江(ごう)を、『監察医 朝顔』では東日本大震災で母を亡くし、その悲しみと向き合いながら遺体と真摯に向き合う法医学者・朝顔など、コミカルな役からシリアスな役まで、幅広い役柄をこなせる演技力に定評があります。
今年でデビュー約20年周年を迎え、長年第一線でひたすら走り続けてきた上野さんですが、そのパワーの源はなんと「野菜」。
「朝から晩まで、野菜を意識的にとるようにしています。朝は、小松菜などの野菜のおひたしや生の玉ねぎをのせたサラダを、夜は野菜をたっぷり入れたお鍋を作ったりしていますね」
昼食は、撮影の合間にロケ弁や食堂でとることが増えるため、野菜が不足しがちに。そのため、コンビニエンスストアや自動販売機で野菜ジュースやトマトジュースを購入して、飲むようにしているそうです。
数ある野菜ジュースのなかでも、長年愛飲しているのが、今年2月より上野さん自身がアンバサダーを務めるカゴメの『野菜生活100』。
「偶然なのですが、『野菜生活100』は子どものころからずっと飲んでいるんです。だから、今回このようなお話をいただいたときは本当にびっくりしました(笑)。
『野菜生活100』シリーズは種類が多いので、飽きがくることがなくて、そのときの気分で選べるのもいいんですよね。例えば、最近緑の野菜が足りていないから緑(オリジナル)にしようかなとか、今はちょっとジュースっぽいものを飲みたいからリンゴが入っている赤(アップルサラダ)にしようかなとか。今回、新たに『野菜生活Soy+(ソイプラス)』シリーズが発売されて、たんぱく質とイソフラボンも一緒にとれるので、女性はとくにうれしいのではないでしょうか。すべておいしいんですけど…個人的にはヨーグルト味のベリーミックスがすごくおいしくて。ぜひ、たくさんの人に一度飲んでみてくださいってオススメしたいです」
食べる順番や調理のしかたなど
より効果的な方法で食べる工夫を
基本的に、外食はあまりせずに、自炊することが多いという上野さん。野菜の使いかたや食べかたなどにも、ちょっとしたこだわりが。
「まず、小松菜やほうれん草などの葉野菜は、『できる限り早く使いきる』ということを意識しています。葉野菜って、家に必ずといっていいほど置いてある食材だと思うのですが、余らせてしまうことって多くないですか? とくに小松菜は、私にとっては、どういうふうに調理していいかわからない代表的な野菜(笑)。スムージーにも入っていることが多くて、メジャーな食材なのに、チンゲン菜ほど中華料理に合うわけでもないし、ほうれん草のようにカレーに入れたりするような使いかたもちょっと難しい…。
なので、おひたしにする以外は、おみそ汁にちょこっと入れたり、炒め物にサッと加えたりして、できるだけちょこちょこ使うよう意識して、食べきる工夫をしています。食材をムダにしたくないっていう思いが強いからかもしれません」
オススメの食べかたは、煮ることでかさを減らせて野菜をたっぷりとれる「鍋」。
「大きな土鍋でよく作ります。春菊をはじめとしたお野菜やこんにゃくなんかもを入れて、鍋のフタがギリギリ閉まるかな?くらいの状態で煮ます。しばらくして、野菜のかさが減ってきたら、さらに野菜を入れてフタを閉めて…というのを何度かくり返し、とにかくお鍋のサイズの限界まで作るのがお気に入りです(笑)」
ほかにも、玉ねぎは生で食べるほうがより体にいいと聞けば、薄くスライスして生のままサラダに入れるようにしたり、番組のロケで農家の人から「野菜の色が栄養成分と深く関係している」と教わったら、彩りにも気を配ったりと、得た知識を常にとり入れているそう。
また、食べるタイミングや順番も大切にしていると言います。
「例えば、空腹時にエネルギーを補給したいときは、パンなどの炭水化物から糖質をとるよりも、野菜やフルーツなどからとるようにしたり、水分補給も砂糖入りのドリンク類は控えて、血糖値を上げないようなトマトジュースを選ぶようにしています」
野菜は自分を助けてくれる
“いちばん大事なもの”
これほどまでに野菜にこだわる理由を尋ねてみると、「野菜は自分を助けてくれる『いちばん大事なもの』という思いが強い」との答えが。
「野菜をとるにしても、どうせなら単に『体にいいから』ではなくて、効果・効能や食べるタイミング、彩りなどを意識してとりたいなって思うので。野菜に含まれる酵素には、疲労を回復してくれたり、免疫力をアップしてくれたり、活性酸素や老廃物を排出してくれたり…と、いろいろな効果が期待できるので、健康な体をつくるうえで本当に欠かせないもの。20代後半あたりから、とくにそのような意識が強くなった気がします」
上野さんのインタビューはまだまだ続きます。後編をお楽しみに!
Profile
上野樹里
1986年生まれ、兵庫県出身。2001年「クレアラシル」の3代目イメージガールに選ばれ芸能界へ。02年、NHK月曜ドラマ『生存 愛する娘のために』で女優デビュー。03年、NHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』で三女秋子役を演じ、話題となる。04 年、映画『スウィングガールズ』で第28回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後、テレビドラマ『のだめカンタービレ』『ラスト・フレンズ 』『グッド・ドクター』『監察医 朝顔』、NHK大河ドラマ『 江〜姫たちの戦国〜』、映画『幸福のスイッチ』『陽だまりの彼女』など、話題作に出演。放送中のTBS日曜劇場『テセウスの船』(TBS系毎週日曜 22:00 〜)に出演中。
撮影/高嶋佳代 取材・文/FYTTE編集部