たんぱく質は体をつくるのに不可欠な栄養素。最近は魚や肉の動物性たんぱく質と、大豆などの植物性たんぱく質をダブルでとると相乗効果が期待できるといわれていたり、大豆を原料とした“ベジミート”が話題だったりもしますよね。そんななか、フィンランド生まれの新しいベジミートのカップスープが3月に新登場。日本初上陸ということで、さっそく食べてみました!
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日本では大豆を原料としたベジミートが知られていますが、ベジミートの特徴といえば、比較的脂質が少なく、植物性たんぱく質と食物繊維が一緒にとれるところ。ふだんの食事にじょうずにとり入れたいものです。
さて、今回ご紹介する「オーツミートと野菜のスープ」(税別180円)は、フィンランド生まれの新しいベジミートである「オーツミート」と4種類の野菜を手軽に食べられる一品です。オーツミートは、オートミールの原料として知られるオーツ麦(えん麦)に、えんどう豆とそら豆を加えて作ったもの。スープ仕立てなので手軽に食べやすく、ふだんの食事にプラスしても、忙しいときの食事代わりにしてもよさそうです!
スープはオニオンコンソメ味、トマト味、カレー味の3種類があるようですが、今回はスーパーで購入できたオニオンコンソメ味、トマト味を食べてみました。
まずは試しに乾燥したままのオーツミートをひと口試食。これといって香りはしないものの、かすかに穀物のような甘い味がするような気がします。豆類の独特の香りが苦手な人にはよいかもしれません。いずれもお湯を注いで2分で完成! オーツミートは麩より少しコシがある感じで、よくカップラーメンにトッピングで入っているたまごのような食感。たくさん入っているので存在感があって、野菜と一緒に食べ応え十分です。栄養とスープのお味はというと…。
■オニオンコンソメ味(写真上)
オーツミートと玉ねぎ、オクラ、トマト、かぼちゃが入っていて、1食(19.1g)あたり60kcal、たんぱく質6.4g、脂質0.9g、炭水化物7.7g(うち糖質5.5g、食物繊維2.2g)、食塩相当量1.9gです。スープは濃厚というわけではないのですが、玉ねぎのやさしい風味が感じられ、飲みやすい印象です。
■トマト味
オートミートとなす、トマト、かぼちゃ、ほうれん草が入っていて、1食(20g)あたり68kcal、たんぱく質6.2g、脂質1.7g、炭水化物8.1g(うち糖質5.7g、食物繊維2.4g)、食塩相当量1.9g。隠し味にチーズを使っているというスープは、ほどよいコクがありつつも、さらさらした軽い飲み口です。
いずれも食べ応えがある割にカロリーが低めなので、ダイエット中にも役立ちそう。ちなみに、ブロッコーリ100gあたりのたんぱく質量は4.3 gとのことなので、このスープ1食でそれ以上の植物性たんぱく質をサクッととれてしまうのも、うれしいですね!
(編集 メロン)
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