活動的になる春の到来とともに、体作りも始めませんか? 今月は、腸にフォーカスしたエクササイズを、バレエダンサーの武田亜希子さんがレクチャー。前回は、運動不足が続いている体でもとり組みやすい、腸活エクササイズ初級編をご紹介いただきましたが、みなさんもうバッチリでしょうか? 中級編では、より腸にアプローチしたエクササイズをご紹介。初級編と合わせて、今すぐ一緒にやってみましょう!
Contents 目次
腸活エクササイズ中級編 ステップ<1>
<1>両脚が右側に出るようにして、床に横座りします。
<2>上半身を左後方へツイストさせます。息を止めず、お腹がツイストされている感覚があるとよし。
また、ツイストするときに、首だけや肩だけ、胸だけツイストしてしまいがちですので、わき腹からしっかりツイストするようにしましょう。
<3>ツイストしたままの姿勢で、今度はゆっくりと上半身を床へ倒します。しばらくこの状態をキープしたら、ゆっくりと上半身を起こしましょう。
横座りの脚を逆にしたら、反対側も同様に行って。
腸活エクササイズ中級編 ステップ<2>
<1>あお向けに床に寝たら、右腕を横に伸ばして、左手はひじを曲げて頭のうしろに添えておきます。
<2>右ひざを曲げて上げ、息を吐きながら左ひじと右ひざを寄せていきます。このとき、肩や胸だけではなく、お腹をツイストさせるように意識して行ってください。
しばらくこの姿勢をキープしてから、元の姿勢に戻ります。
目安として5回くり返したら、手脚を左右入れ替えて、反対側も同様にくり返してください。
この動きに早さは必要ありません。ゆっくりていねいに行ってください。
腸活エクササイズ中級編 ステップ<3>
<1>床に両手と両ひざをつきます。
両手は体より離して頭の位置よりも前でつき、横の幅も広めについて。両脚は、腰幅に開いておいてください。
<2>息を吐きながら、両ひざ上から体重を前方へのせていき、徐々に上体を反らせていきます。
お腹がストレッチされている感覚があると、効果的です。肩が上がりやすいので、肩は下げておきましょう。
<3>ムリのないところまで反ったら、<1>まで戻ります。このとき、お腹をえぐるように引っ込めながら、骨盤をうしろに傾けて戻ることを意識して。目線はお腹に向けましょう。この流れをほどよくくり返します。
腹部が伸び縮みしている感覚をしっかりと感じることが、このエクササイズのポイントです。
中級編では、ゆったりとした動きのなか、じんわりと着実に腸へとアプローチするエクササイズを教えていただきました。次回は上級編をご紹介します!
取材・文/高田空人衣